シーズンまとめに続いて、全選手評をやりたいと思います。
例年通りこれはかるーくかるーく。
GK
21 清水圭介
リーグ戦30試合出場
天皇杯1試合出場
今季の正GK。
一時若原にポジションを譲ったものの、彼の出来どうこうと言うよりも流れを変えたかったという状況だっただけ。
キックミスで失点を許すシーンもあったが、出場し続けていればそういったことも起こる。
それでも揺るぎない信頼が彼にはあります。
27 キム・チョルホ
リーグ戦出場なし
プレーを見たことないから何とも言えない。
34 若原智哉
リーグ戦12試合出場
高卒1年目で12試合出場は立派。
流れを変えたかったというチーム事情はあったにせよ、プレーレベルの高さをしっかり見せた。
U-19代表での離脱がなければシーズンそのまま守り続けていたかもしれない。
ややハイボールの飛び出しが不得手なのかもしれないけど、まだこれからの選手。
それでもデビューイヤーでのプレーぶりは先輩の杉本大地や山田元気を上回る。
来季は清水との正GK争いとともに、U-20代表でもレギュラーを狙うことに。
40 井ノ尾匠
リーグ戦出場なし
*2種登録
プレーを見たことないから何とも言えない。
そういえば2種登録されてたのに昇格がなかったのは珍しいのでは。
GK不足の事情が強かった面があるけれど。。。
DF
2 磐瀬剛
リーグ戦3試合出場
天皇杯1試合出場
岐阜へのレンタルから復帰。
DF登録だがリーグ戦ではボランチ起用がメイン。
対人守備の強さは相変わらずだが、やはり繋ぎの面でどうしても苦しかった。
チームとしても流れの悪い時期だったので、彼にはかなり酷な使われ方やったなぁというところ。
高さがないからCBでは厳しそうだし、ボランチで攻撃面を磨くか、守備重視のサイドバックなのか、最適な位置を見つけたい。
3 宮城雅史
リーグ戦8試合出場 警告1
天皇杯1試合出場 退場1
山口から加入1年目、センターバックもしくはボランチとしてプレー。
チームの中で数少ない中盤の守備を実現できる人材で、パス出しもまずまず。
アンカーとして定着できればよかったのだが、負傷離脱してしまった。
その後もちょくちょく怪我があったのか、あまり出場機会は得られず。
天皇杯での一発退場がボスコ監督に印象が悪かったのかもしれない。
4 田中マルクス闘莉王
リーグ戦31試合出場 4得点 2アシスト 警告2 退場1
シーズン当初はCBだったが、結局FWとしてプレー。
2シーズン目なら状態は良くなるかと思われたが、実際は昨季以上にコンディション的に厳しかった。
あれだけ空中戦で勝てない闘莉王というのも珍しいんじゃないかというくらいで、まともにプレーできる状況ではなかった。
足を痛めているという話もあったが、それでも起用せざるを得ないというのが今季の苦しさを象徴している。
実際、状態さえ良ければ攻撃の核になってたわけで。前線にポイントを作れるのは闘莉王の高さ頼みでしたからね。
現役を続けるかどうかは不明。
やるならコンディション調整をどこまでできるかやなー。やれてもシーズンフル稼働はもうキツそう。
6 本多勇喜
リーグ戦36試合出場 1得点 1アシスト 警告4
野生児。
シーズン中、不振のチーム内で集中が切れたような散漫さを見せることが目立ったが、冨田・黒木の加入からやる気を出した(笑)
その気分屋的なところがなんとも彼らしい。
きっちりやれば身体能力と守備はリーグトップクラスやからね。
15 染谷悠太
リーグ戦40試合出場 1得点 2アシスト 警告7
悩めるキャプテン。
チームの不振で、変に彼がサポーターとの間を取り持たないといけないような感じになってたのは気の毒で仕方なかった。
プレー面でもどうにか攻撃の起点になろうとしているようなところがあり、無理な縦パスを入れてカウンターを食らうキッカケになってしまうことも。
また、反転とステップの速さに課題を抱えるため、相手FWとの平面勝負で振り切られることが目立ってしまったのもキツかった。
17 牟田雄祐
リーグ戦18試合出場 警告1
天皇杯1試合出場
個人的にはシーズンMVP。
京都に加入してから苦しんでいたが、ついにCBの軸になり得るプレーを見せてくれた。
高さもあって前で潰せる彼がレギュラーに入ってから、なんとかDFラインを上げることができるようになったことが勝ち点を積み上げるための原動力だったわけだし。
早くも契約更新が発表されていて、来季はシーズンを通しての活躍が期待される。
24 増川隆洋
リーグ戦23試合出場 1得点 警告5
開幕直前に加入したベテランCB。
闘莉王とは違って、年齢を感じさせないアグレッシブさを見せた。
が、どうしてもスピードのなさは否めず、染谷と組むCBコンビでは深く守って耐え忍ぶしか選択肢が取れなかった。
それでもクロスから引き剥がされてしまっていたのだけど・・・。
ただ、高さは圧倒的なものがあり、契約更新は決まっている来季もCBとして計算の立つ戦力であると言える。
26 下畠翔吾
リーグ戦12試合出場 警告1
天皇杯1試合出場
困ったときの下畠・・・だったのだが、今季はその神通力が通じなかった。
個人的にはその時点で「今季ほんとやべーかも」って思ってたんですけど。
出場した試合で結果がついてこず、ポジションを掴むキッカケにならなかったのが痛かった。
30 石櫃洋祐
リーグ戦40試合出場 1得点 7アシスト 警告5
相変わらず元気な石櫃さん。
今季も年齢を感じさせない輝きっぷり(頭部とは言ってない)で、レギュラーガッチリ。
彼の後釜を早急になんとかせなあかんと毎年言っているが、彼が衰えを見せない(笑)
来季も当然不動のレギュラー候補。
33 冨田康平
リーグ戦2試合出場
*特別指定選手(早稲田大学)
早稲田大学在学中ながら、おそらく本多に刺激を与えるために登録された。
あまりプレーを見れていないので特徴がまだ掴めていないが、労を惜しまずに上下動できるタイプ。
技術はあまり高いわけではないのか、攻撃の起点になるタイプではないか。
まずは守備をしっかり磨いていきたい。
大学に戻る前の最後の試合で、終了間際にPKを献上してしまった悔しさを晴らすところからやね。
37 ウ・ショウツォン
リーグ戦出場なし
*7月に清水から期限付き移籍
プレーを見たことないからなんとも言えない。
ただ、彼の能力云々ではなく、若原と同じくU-19代表活動で長期的に離脱することが分かっている選手を獲得する理由があったのかどうか。
清水との何らかの密談でもあったんやろかという気も。
来季どうすんだろ。これでサクッと清水に戻ったらおいおい、ってなりそう。
彼に責任はないけど。
39 黒木恭平
リーグ戦4試合出場
*7月に鹿児島から期限付き移籍
本多に刺激を与えるために以下略。
奥さんがスザンヌの妹とか言うどうでもいい情報が先行していた左SB。
最終節なんかでも落ち着いた攻守を見せており、特にパス出しのスムーズさは本多とは違った魅力があった。
時間と余裕があまりになかったか・・・。
今回はここまで!