プルルップルルッ!家族割で父への無料電話をかける。


父:おう、どうした、東京でのシューカツはどうだ?
俺:いや今日ほとんど全ての予約消したねん。もう決めた。迷わない。
父:えっ何を?
俺:就職活動やめます。
父:えっマジで?これからどうするん?ニートはないぞ?出家するんか?
俺:いえいえ、まだ頭つるぴっかんするには若すぎます。院に行かせてください。
    (中略)
父:…わかった。お前がそうするなら、そうしなさい。頑張れよ。


最近自問自答ばかりを繰り返し、やっと出た結論。
僕、院に行きます。


不況だとか、そんな問題でもなければ、逃げでもない。
院が自分の理想に近づくための遠回りで一番近い道だと思ったから。


50代くらいの白髪(もしくはbald)のおっちゃんになったときに
「社会に最も影響を与える人の一人になりたい」
まだまだ漠然とした、でも確実に芽生えた想い。
そのためにはどの道が最善かをずっと考えていた。


シューカツの合間にちょろっと見学に行った他大学の研究室。
びっくりするくらいの資金が投入された魅力的な研究設備。
ほんまにモチベーションが高くて、朝から晩まで研究する院生。
一度は死ぬ気でこんなところで研究したいと思えた。
日本の先端技術もまだまだ捨てたもんじゃないと思えた。


成長に関しては極限までM(普段はSですが…)になり、貪欲にもっと

いろんなもんを食べて自分の血と肉にしたいと願う自分がいることを知った。
社会に早く出ることも大事なことだけど、今しか出来ないことを選択したい。
もっともっと専門性をつけてスペシャルなジェネラリストになりたいと思った。


「これが俺の選んだ道だから」
尊敬するたけたんが言った言葉。俺も今なら胸を張ってそう言える。
これから半年間ほど、地獄のような勉強をしなければならない。
みんなが内定出ても独りカサカサと勉強することになる。
それでも俺が決めたことだからやっぱりカサカサ勉強したいと思う。


でもでも!みなさんと勉強中でもしっかり遊びたいので、
何かあるときはぜひ声をかけてくださいな♪
さてさてまずはTOEFLですな。頑張らなきゃなぁー。