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今日は相田みつを美術館に行ってきた。
名前と少しの作品しか知らなかった俺。
彼の生い立ちは驚くべきものだった。
彼は短歌の世界に青年時代からのめり込み、仏教を学び、詩の世界に飛び込んだ。筆をとること以外のことは人生でほとんどせず、合間に家族の耳かきをする程度だった。山のように失敗作が出るほど筆を走らせたのにもかかわらず、彼が本当にブレイクしたのは60歳あたり。


そしてその数年後には亡くなった。


彼の死後、15年以上たった今でも彼の作品は誰もが手にとる。彼の作品を見て、感じたことは多分彼は誰のためでもなく、自分のために筆を走らせていたと思う。自分が何故書をかき、何を伝えたくて、どう生きていたいのかをただただ忠実にあらわしていたと思う。


何が何でも自分だけの「道」を一本貫き通すこと。

観音様から汗水たらして橋を作った大工まで、普段目にすることのないものに感謝すること。

弱さも脆さもある自分を含めて自分なんだから、それを受け入れて進むこと。

これが彼の人生のテーマだと僕は思った。


いやぁ~人生を考える自分にとって大変ためになりました。いつも僕は「主流の中に自分を常におくこと」を大切にしているつもりなんですが最近は一本道からちょっとそれてみたり、楽な道を選択しようとしたりとだめだめで・・・。やはり一本道を貫くこと。これから始めていきたいわぁ~。とりあえずそのためにさて勉強しますかー。


あぁ風邪ひいた。早くなおさなきゃ。