これで世界の相関性がわかるぞぉ!

おはようございます。
なかなか寝付けなかったのでTEDを見てたらすごいツールを発見したので、紹介いたします。


$やまゆうのブログ

使い方はこの動画で↓



世界の情勢は刻一刻と変わっていくが、なんとそれぞれの国が時系列でどのような変化があったかを調べられるのだ。それがWEBサービス「Gapminder World」。
二酸化炭素の排出量やGDP、人口の移り変わり等々、様々な項目別に増減の様子を各国と相対的に見る事ができ、例えば、横軸に一人当たりのGDP、縦軸に乳児死亡率やらHIV感染率といった具合だ。
具体的なデータというより相関性がわかり、全体を俯瞰できるツールだ。

んで僕が見ていたハンス・ロスリング氏の
「私のデータセットであなたのマインドセットを変えてみせます」
TEDで日本語字幕も見れちゃいます。


世界は二分されるべきではない。というのが彼の主張。
実際にgapminderを使って説明するのだが、途上国は既にその定義が曖昧になっていることがわかる。
1人あたりの所得が増えて、社会的な発展を遂げている途上国。
乳児死亡率が下がり、平均寿命が拡大する途上国。
もう先進国を追いつけ、追い越せの勢いで、どうして途上国と言えるだろうか??
もし先進国を抜かしたら途上国は何といわれるのだろうか?
(実際にシンガポールの一人当たりに換算したGDPの割合は日本のそれを既に抜いている)

HIVは途上国特有の問題ではないこともgapminderを使えば、わかる。
アフリカでも比較的に豊かなのに感染率の高い国、またその逆もある。
それが意味するところはローカルな事情-文化的な事情、性的関係に関わる価値観などに起因する。

そんな事実があるにもかかわらず、僕たちの認識は先進国と途上国である。
この認識から脱却しないことには、遠くない未来で淘汰されちゃうよね。

まずはここから変えていくか。


ふじたんからスタンフォード大学主催国際ビジコンに誘われた。
京都の大学生が世界で天下を取るために、いろんなとこから使える情報を収集せねば。