ベルンハルト・ランガー Bernhard Langer |   BULKY GOLF DIGEST

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ベルンハルトランガー Bernhard Langer 



僕がゴルフに興味を持った頃、一番輝いていた選手の一人です。



マスターズを2度制していますが、僕がテレビで見た85年の最初の勝利・・

その当時は「ベルンハルト」ではなく「ゲルハルト」と呼ばれ、

出身国は「西ドイツ」でした・・。 
 
 

僕が彼に興味を持つようになったのは、

彼がパッティングに苦しみ出したと思われる時期・・・

当時の海外試合のテレビ中継は数えるほどしかなく、

彼を目にするのは年に3回ほどなので、(全英、全米、マスターズ)

今のテレビ環境に比べるとスゴイ長いスパンなのですが、それでも

「見るたびパター変えてるんじゃないか?」いや・・

「見るたびフォームを変えてるんじゃないか?」・・

と思えるほど試行錯誤・・いや四苦八苦か・・

悩んで苦しんでいるのが画面を通してもよく解りました。

クロスハンドにしてみたり、また普通に戻して極太のグリップにしてみたり、

ペルツの3ボールを使ってみたり、スプリットでグリップしたり・・・

93年に2度目のマスターズを制した時には今まで見たことのない

奇妙なパッティングスタイルが出来上がってました・・・

(映像上から3番目のグリップです。
ちなみに持っているパターは
スコッティーキャメロン。
たしかミズノとのダブルネームのMー100だったか・・
事実上、この勝利がキャメロンの名を世に知らしめることになります。)
 




いつだったか・・・彼がある試合でパターの2度打ちしてペナルティーを

食らったという解説を聞いたのを最後に

あまり見かけなくなった。(ヨーロッパツアーを見る術がないからね・・)



しばらくして久々に彼をテレビで見かけた時・・・

「やはり・・・(ÒДÓ )」

彼は長尺を手にしていた。(たしかPINGのB-90だったと思う)

「ランガーは蘇りましたねぇ~よかった・・」

と、誰だったか・・当時の解説が言ってましたよ・・・。


今までのランガーのパッティングフォームを見ると、

左手、左腕、左肩をなんとかして固定しよう・・

という狙いがあるフォームばかり・・・・

93年の右手で左上腕とグリップを掴むようなフォームにしろ、

長尺の左脇を閉めて胸にグリップエンドを押当て、

完全に左をロックした状態で右手の感覚だけで打つフォームにしろ、

「左サイドが悪さをするタイプのイップス」

なんだな、ってことがわかります。

実は僕もこのタイプなんだと思う・・。シンクロ率41.3%ですw



この左の悪さを見事なまでに鎮圧してくれるのが長尺パターでした。

 
僕もランガーも長尺のおかげで幸せでした・・・








が・・・(ΦДΦ) 


あの悪魔の裁定、「アンカリング禁止」



ランガーはアンカリング禁止が執行された後、

どのようなフォームでツアーに戻ってくるのか・・・

ものすごく興味があります。

もし、烏滸がましくも僕とランガーが同じ症状であるなら

長尺をアンカリングせず打つフォームは選ばないと思います。


打てないです・・・ビタイチ打てない。(-_\)



僕の予想は・・・

普通のパターを持って93年式のフォームで打つか、

もっと効率の良いアームロックを選ぶ・・・



僕は多分後者だと・・・・

もし、次の彼のパッティングフォームがアームロックだったら・・・

ゲーリーとランガーのシンクロ率は


400%です!

(最近、中2の娘がEVAにハマっちゃてって・・
   夜な夜な強制DVD鑑賞なんですよ・・・(ΦДΦ)  )