今日は香取君のことについて話そうと思います。
3年ぶりに映画の主演が決まったということで、相手は岸井ゆきのさんで
夫婦役でとってもいいと思うんですが。3年前の主演と言うと白石和彌監督(凪待ち)です。孤狼の血の監督さんだから、もう力には間違いがなく。

若松孝二監督って結構硬派な作品を撮る監督の下で助監督としてやってた人なんで
生え抜きと言うか。本人はすごい意外と柔らかい人なんですけど、孤狼とか見てると
こういう映画を撮る人はどういう人?と思うんですけどご本人は優しい感じです。
 

「凪待ち」は、結局ギャンブル依存症の男性を香取くんがやってて、西田尚美さんと恋人同士なんだけど。ギャンブル依存を治すべく西田さんの実家が東北だったと思うんですが、東日本大震災の復興ともある程度絡めた話なんです。


一緒に引っ越して、彼女の娘とあとお父さんと一緒に暮らすっていう話だったんです。お父さんって言うのは、西田尚美さんのお父さんですね。だけどちょっとした事っていうか、いざこざが元でその最愛の彼女を車から降ろしたために、西田さんが死んじゃう、殺されちゃうんですね。


この辺が非常にショッキングで、そこから香取君がどう立ち直っていくか。
それが見所で。西田さんの娘との関係性もそうだし、お金もすっちゃったりして
その辺をどうり戻していくかっていうのが。西田さんのお父さん役をやる人がいるんですが、その人が素晴らしくて。決して香取君を責めずに優しくフォローするっていうのが素晴らしいんですよね。

もう白石監督なんだから、もっとみんなに見てほしいんだよ!!香取君は本当はすごい演技も上手いので、なんかどうしてもキャラ物とかやってるイメージが強いかもしれないんですけど。そんなことはなくて、普通の役もとっても上手な役者さんなんで

 

こち亀とかですね、ハットリ君だけじゃないんで。慎吾ママもあるけど…
凪待ちですね。明るい話ではないんですけれど、見て損はないし本当最後涙が止まらなくなるぐらいの名作なので、誰か見てくれないかなというのは、また白石監督もおもってらっしゃると思います。


そういう話をされてたんで、どうしても広報(宣伝)あまりできなかったからね…あの頃。ということでした、以上です。