おはようございます。「ツユクサ」という映画をちょっと前に見てきまして。
小林聡美さん主演で久々の主演映画じゃないかなと思って。
あと相手役に松重豊さんというのも気になって見てきました。

何も情報なく見たのがよかったのかもしれませんが、これがなかなか特に中年の方が見ると。
とても心にしみると言うか、笑えるところも所々にあり。会場も結構わいてましたし。でありながらやっぱり長く生きてきた人たちの悲しみみたいな、そこをみんなかくしてと言うか、乗り越えて頑張っているというのも伝わってくるし

それと小林聡美さんが後々明らかになってくるんですけども、実は秘密があって一生懸命自分で何とか乗り越えようとしているって言うのが分かってくるとグッときます。断酒会って言うアルコール依存になっていたのでお酒もたとうとしたっていうのも、何でそんなにお酒が飲みたくなったかっていうのは、割とすぐ分かるんですがネタバレになってしまうのでいいませんが、そういった形でまあ頑張って生きていると。

会社の同僚が平岩紙さんと江口のりこさんで、これがまた素晴らしい舞台出身の二人とも女優さんですけど。
小林さんの方がかなり先輩になると思うんですけど、そこはさすがで。ガールズトークみたいのがとても面白くわかるなーっていう感じ。その辺の描きかたも上手だったと思います。

お風呂で使うゴシゴシタオルってですか、タオルを作る工場でみんな働いているって設定で。そこの工場の社長がまたベンガルさんがいい味が出てるんですけどね。一応静岡が舞台で東京でちょっと何かあって静岡に一時的に引っ越してきたっていう人たちのお話でもあります。

松重さんは、普段は交通誘導みたいなことをされているんですけど、実は本当はっていうお仕事があったりして、その辺は言わずにおきますが。まあ中年同士の恋というので、なかなか踏み切れないっていうもどかしさとかもよく出てて良かったと思います。

平山秀幸さんが監督っていうのが、最後にエンドロール見てわかったので、「愛を乞うひと」の作品の監督ですけど、意外性があってこういうコミカルな感じも撮る人なんだなと思って、その辺も興味深かったです。よろしかったら見に行ってみてください。