手術翌日24時間経ち絶対安静がとけて朝起き上がれる頃、私はベッドから上体を起こせたもののまだ歩けなかった。朝M先生ともう1人女の先生が手術した右耳の傷跡の処置をしに来た。耳の傷跡の消毒を済ませ、耳穴には綿球なる物の詰め物がされていた。また耳にはガゼーを巻いた。まだ手術した右耳は使えない状態になっていた。それからおでこの真ん中に音叉をあてた。


M先生「どう、聞こえる?両耳同じに聞こえるかな?違うなら正直に答えても良いんだよ。」と言われる。


私「だいたい同じ大きさに聞こえます。」


M先生「じゃあ大丈夫だ。」


ベッドに横になったまま看護師さんに手術着とT字帯を外し下着をはかせてもらいパジャマに着替えさせてもらう。看護師さんパジャマを着替えさせるのに、着せづらかったのか「このパジャマきつくありませんか?」と言われて私はseiっとした。


トイレまで歩けないのでカテーテルはまだ外さなかった。足にはまだマッサージ機のような物は着けていた。食事も普通食が出た。でもあまり食欲はありほとんど食べれなかった。













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