母親の見舞いの帰り、大船駅でふと顔を見上げると大きな観音様が丘の上に!日本に生まれて神奈川で育って沖縄を除いてほぼ日本全国を旅したのに、大船観音の存在を全く知らなかった。(神様の存在ってそんなものかもしれません。絶対的な存在は大きな光、もしくはとても掴みきれないもの)。

興味を持って狭い坂を上って近づいてみれば、門があって「拝観料」を払わないと中に入れない。手持ちに帰りの電車賃しか持ってないのでとりあえず眺めてみればあの大きな顔の上にも小さな像がありました。真っ白な像ですからきっと掃除するのも大変だろうと勝手に想像しながら後を去りました。(探求の道は一応開かれています。その気になれば聖書を読み、寺院に行ってお坊さんにお話を伺うとか。そのうちヴィシュヌ神に出会ってその荘厳なお姿に圧倒されることでしょう)

後日、拝観料を払ってお寺に入り、その大きな観音様に出会えば、後ろに回って小さなお部屋に入れる事がわかります。小さな仏像や千羽鶴などなど。(4本腕のヴィシュヌ神をもう少し調べると実はその源がシュリー・クリシュナ、薄黒い肌をして、フルートを奏でながらたくさんの恋人を魅了する永遠に若い青年に出会うことでしょう)