昨日、免許の更新をするために、久しぶりに実家に

帰ってみた僕なんですが、せっかくなので駅前にある

レンタルDVD屋さんを覗いてみることにしたんですね。


そしたら、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の隣に、

ものすごく「チダイズム」的なオーラを漂わせている

B級感丸出しの映画が置いてありまして・・・。


その名も!


「ALLDAYS・二丁目の朝日」。


えぇ、そうです。

「ALWAYS・三丁目の夕日」を2000%パクったあげく、

新宿2丁目のゲイの要素を乗せてしまった映画なんです。

もうタイトルの時点で、原作の感動ぶち壊しの予感!


しかし、こういうものを見つけてしまうと借りずには

いられなくなってしまうのが、僕というド変態の男。


かわいい女の店員さんに白い目で見られながら、

レンタルすると、さっそく家に帰って、すかさず再生!

すると、オープニングからビックリ映像の連続でした。


なんと、映画が始まって3分も経たないうちに、

僕の息子さんが黙っちゃいない、アレな感じに!


おぱーい祭り。

はい。いきなりストリップ劇場から始まり、

そこで女の人が、ケツをフリフリしながら、

ものすごくおぱーいを出していました。


独身の僕には、もちろん、息子さんはいないので、

ここで言うところの息子さんとは、暗黙の了解で、

アレのことですね。


確かに、「ALWAYS・三丁目の夕日」でも小雪さんが

ストリップ劇場に身売りした女の人を演じていましたが、

裸になるシーンなんて、これっぽっちも出てこないので、

小さなお子様でも安心して楽しめる映画になっています。


が、この映画では、ドストレートにストリップ劇場を

映したあげく、女の人がおぱーいを出す始末。


僕、モッコリ。

なので、この映画は「新宿2丁目」が舞台ということで

お分かりの通り、ハードゲイがテーマのストーリー。

にもかかわらず、おっぱいを出してしまったもんだから、

120%女子が好きな僕としては、男が男を好きという

恋愛話には一切目もくれませんでした。


まぁ、ストーリーもストーリーで、とても安っぽい感じで、

とても見られたもんじゃなかったんですけどね。


70分ちょっとの物語なんですが、終始、主人公のゲイに

「オカマはキモい!」というシュプレヒコールを浴びせ続け、

最後は、主人公以外全員死亡ですよ。(ひどすぎるオチ。)


序盤はまだマシなんです。ただのゲイコントですから。

八百屋のオヤジがバナナ、ソーセージ、マツタケといった

アレを想像させるアイテムを愛おしそうにしているシーンが

ひたすら出てくるだけ。


しかし、後半に行けば、後半に行くほど意味が

わからない展開になっていくのが、この映画の真骨頂。

最後は人殺しの連鎖反応が起こって、主人公以外が

全員死んでしまい、最後に主人公が朝日を見て終了します。


「それでも太陽は昇るから、希望で溢れてます」みたいな

雰囲気で朝日を見ているんですけど、主人公以外全員

死んでるのに、希望で溢れてるわけがないでしょうが!


どんだけ安い演劇で育ったら、こんなストーリーに

なっちゃうんでしょうか。まぁ、レンタル料は420円だし、

演劇を見るよりは安い金額だと思いますが、もしかすると、

ハードゲイの方々にはササるのかもしれませんね。


どうせなら、おっぱい丸出しなんだから、

そっちをメインにしてくれればよかったのに。


ちなみに、これだけおっぱい丸出しにもかかわらず、

この映画には谷桃子ちゃんというグラビアアイドルの

女のコが出ているんですが、乳首が出てくるとは

思っていないものの、ちょっとぐらいセクシーなシーンが

出てくるかと思いきや、「恋空」の新垣結衣ちゃんを

思い起こさせるぐらい、セクシーなシーンは一切なし!


これにはさすがに、僕、ガッカリでした。

だって、グラビアアイドルなのに!