皆さんは、原発を再稼働するべきだと
思っていらっしゃるでしょうか?

 

世界は着実にエネルギーシフトしていて、
石油はもちろん、原子力からも脱却して、
風力や太陽光発電になりつつありますが、
日本は未だに原子力を大切にしています。

 

原子力を大切にする理由はもちろん、
原子力に携わって生きている人が多く、
原子力がなくなったら仕事がなくなって
食いっぱぐれる人がいっぱいいるからです。

 

しかし、目先のお金だけを追っていくなら
「原子力が必要」ということになりますが、
日本の技術力を海外で評価してもらうには、
いかに効率良くクリーンな発電ができるか。
ここで勝負をしなければお金になりません。

 

なのに、いまだに原子力を売り続けた末、
もし日本製の原発が海外で事故った時には
日本の税金で補償することになっています。

 

「アホなん?」

 

正直、海外で事故った原発のことなんぞ
知ったこっちゃありませんが、日本製なら
事故らないという保証書をお付けしており、
東京電力を見れば一目瞭然なんですけど、
すべてを一企業が背負えるはずがないので、
かなりの部分を僕たちが税金で払うことに
なっているのです。

 

そして、東京をはじめとする首都圏に近く、
事故が起こったら日本が滅亡するレベルの
東海第二原発を本来は40年で廃炉にする
ルールになっているところを20年延長し、
ボロボロのまま再稼働しようと言いました。

 

ちなみに、20年延長して再稼働させると
表明した東海第二原発の原子炉は、事故を
起こした福島第一原発と同じタイプのもの。

 

「それだったら廃炉にした方がよくね?」

 

そんなふうに思う人も少なくないでしょう。
しかし、なぜ東海第二原発をボロボロでも
20年延長して、再稼働しようと言うのか。
その理由がジャパン・クオリティーでした。

 

「廃炉にするための費用を積み立てる
ルールが法律でも定められているけど、
うっかり使い込んでしまい、廃炉にする
お金がなくなったので、20年延長する」

 

安全とか安全じゃないとかの話ではない!

もちろん、表向きは「皆さんの電気代を
お値下げするために東海第二原発は必要
不可欠なのだよ!」
と言うわけなんですが、
廃炉にするためのお金がなくなっちゃって、
「いっそのこと20年動かすわ!」という
ジャパン・クオリティーを発揮したのです。

 

神戸製鋼の部品が使われてたらメンゴ。

 

この国は、お金のことしか考えていない
アホやカルト宗教のオジサンたちによって
支配されていると言っても過言ではない!
そこに情弱をこじらせたネトウヨが加わり、
地獄絵図を繰り広げています。

 

だから、賢い人ほど政治や選挙に無関心に
なってはいけないのですが、賢い人たちが
怠けて選挙に行かないせいで、残念ながら、
この国はどんどん歪んだ方向に進んでいて、
いよいよ民主主義が終わろうとしています。
どうしたらいいものでしょうか。

 


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