洗濯機の蓋が開かないトラブルに見舞われ、
まごまごしているうちに、成田空港に行く
常磐線に乗り遅れてしまった僕なんですが、
実は、その2分後に出発する東武野田線に
乗ることができれば、ギリギリで間に合う
スケジュールになっていました。

 

あと一歩のところで乗れなかったので、
急いで東武野田線のホームを目指した僕。

 

ところが、早朝すぎるせいで駅員がおらず、
2分しかないのに駅員を待っている余裕は
ありませんでした。今の僕には、パスモの
改札の入場記録を取り消してもらう余裕は
ありません。改札をぶっちぎり、とにかく
東武野田線の改札を目指すことにしました。

 

パスモは駅員さんに入場記録を取り消して
もらわないと使えないので、こんなことも
あろうかと持っていたスイカをタッチして
改札に向かおうと思いました。

 

すると、スイカにチャージがなかったため、
改札を通れないというトラップにかかって、
めちゃくちゃ急いでチャージをするために
券売機に走ったのですが、時間がないので
必死に1000円を入れようとしましたが、
何度入れても戻ってくるクソトラップ。

 

東武線死ね!

 

たった2分しかないところでゲロのように
何度も何度も1000円を吐き出す券売機。
東武野田線にもギリギリで乗り遅れました。

 

5時23分発、もしくは5時25分発の
電車に乗らないと飛行機には間に合わない。
この後は6時3分まで電車がない始末です。
とにかく最善を尽くすしかありません。

 

次の電車まで30分以上も時間が空いた。
ということで急いで自宅に戻り、洗濯機の
蓋をこじ開けることに成功。その足ですぐ
駅に戻り、成田空港を目指したのでした。

 

結局、7時40分発の飛行機なのですが、
成田空港第2ターミナル駅に到着したのが
7時5分頃で、たった5分でカウンターに
辿り着いてチェックインする必要がある!

 

めっちゃくちゃハードコアです。
成田空港からLCCの飛行機を利用した
経験のある方はご存知だと思いますけど、
駅から第3ターミナルまでは徒歩15分。
たった5分でカウンターに辿り着くには
ウサイン・ボルト並みの脚力が必要です。


凡人には物理的に不可能。

 

しかし、奇跡を信じて走るしかないです。
締め切りの時間に5分ぐらい遅れて到着。
急いでチェックインの機械に入力するも、
無情にも「締め切りました」と書かれた
紙が出てくるだけだったのです。

 

生まれて初めて飛行機に乗り遅れた瞬間。

では、乗り遅れたらどうなっちゃうのか。
ここから先は多くの方が未知の領域です。


まずはサービスカウンターに行くことに
なるのですが、僕の前にいた外人が荷物の
重さのことで、ずっとゴタゴタしてました。

 

締め切りを過ぎたと言っても2分なので、
ギリギリセーフと言ってくれないだろうか。
淡い期待を胸にサービスカウンターの前で
待つことになったのですが、いつまでも
外人が荷物のことでゴタゴタしているため、
まったく話をさせてもらえません。

 

震度6強ぐらいの貧乏ゆすりをかまし、
イライラしながら待っていたんですけど、
時間だけが過ぎ、サービスカウンターで
言われた無情な一言。

 

「こちらからご提案できることとしては、
3000円の手数料をお支払いいただき、
次の便に振り返ることができます」

 

僕に与えられた選択肢は2つだけです。
3000円を払って次の便で沖縄に行く。
手数料を払わずに沖縄行きを完全に諦める。

なんて残酷なのでしょうか。


僕は今夜のアパホテルも帰りの飛行機も
予約しているので、ここで3000円を
払わなかったら、すべてをキャンセルする
ことになるので、何もしないで出費だけが
増えることになる。

 

3000円ですべてを丸く収められるなら
払わないはずがないという話になるのです。

 

くっそぅ!

 

しかし、僕はここで気づくことになります。
こんなこともあろうかと差額を払うだけで
飛行機を変更できる2000円高いプランを
申し込んでいたのです。

 

サービスカウンターでアピールしてみた
僕だったのですが、そこで待ち受けていた
運命とは・・・。この続きは、また明日!