前歯の隙間に虫歯がありましたが、経過観察でした。(一年くらい様子を見てました)
ある日歯を磨いていると、急に穴が!
本当に急にです!前の日には無かったのに…
などなど、色々考えたのですが、やっぱり穴が空いたままの歯だとかわいそうだ!という事で、その日のうちに、療育の担任の先生に相談し、療育園の担当歯科医のところに行くことに。
初めての場所が苦手なこう。
不安でしたが、待合室にキッズスペースがあるところで、割と難なく待てました(良かった〜)
名前が呼ばれて、歯科治療の椅子へ私が抱き抱える感じで一緒に座りました。
事情を話し、とりあえず歯科治療に慣らして行くことが大切と、一旦嫌になってしまったらもう2度と治療できなくなるかもと、その日は少し口の中を見せるだけで終了。
一週間後、椅子に座り口の中を見せるだけで終了。
一週間後、椅子に座り口の中を見せるだけで終了。
....これ、いつまで続くの?
歯医者のために、私も予定を空けて連れてきているのに、穴の空いたまま1カ月、その間もどんどん虫歯が広がっていくんじゃ?と思ってました。
そして、5回目の治療の日、いよいよ治療となって先生が来た。
「今日はがんばるよ!」先生が言い、私は「やっと今日やってもらえるんだ!」
と思いました。
途端に、スイッチが切り替わったように暴れ出し泣き叫び出したこう
最初は私が抱えていたけど、激しく動いてしまって無理という事で、板のついた網みたいなものでこうを拘束しました
結局、それでもすごいパワーで暴れるので、私が馬乗りになって抑えてやってもらいました…
なんとか治療が終わると、私のカバンの中身を出して周りに投げたり
待合室でも泣き叫びながら頭を打ち付けたりと、久しぶりにとてもヤバかったので、事情を話して先に療育園に連れて行き、私はその後お会計しに歯科へ戻りました…
虫歯、結局3本あったので、この暴れるルーチンを3回こなしました…
最初は、「虫歯にさせちゃってごめんね」と可愛いことを思っていましたが、暴れる度に私の髪を抜かれたり、叩かれたりつねられたり…
もう、「なんでもいいから早く終わってくれないかな。」とか、「もう全部虫歯になるまでほっといて、全身麻酔してもらおうか」とか色々考えてました。
歯医者の時だけじゃなく、普段から歯磨きの時点で暴れていたので…わたしの中で「歯磨き」がかなりストレスになってました。
「しあげはおかあさーん」なんて夢のよう。泣けてくる
「歯磨きの度に暴れる」と歯科医へ話をして、最初は歯科医も「そんなに暴れる?」と言ってましたが、いざ癇癪起こしているこうを見て、「お母さん、大変ですね」と言ってくれて、それだけが救いでした。
嬉しかったなぁー
歯医者では、結局3本治療して先日無事終了しました
夫にも協力してもらい、なんとか無事に終わりホッとしてます。
発達担当の小児科医には、「自閉症児には虫歯がとても多い。乳歯は仕方ないから、永久歯を虫歯にしないようにすれば良い」
と言われましたが、なんか他人事というか…(まあ、医師は他人なんだけど)モヤモヤ…
色々出来ない事が多い子だけど、歯も含めた「健康」だけは何とか担保してあげたいという気持ちですら、発達障害の親には高い目標と思われているのでしょうか
出来ない事多い
仕方ない
出来ない事(偏食やしっかりした歯磨き)故の不健康
仕方ない
と諦めなければいけないのか。考えれば考えるほど色々切ないです。