昔の私…ガーン

この人合わないなアセアセ」と
思ったら、
なんの理由も告げず、
ブチっと関係を切っていた。
相手からすれば、
「急に態度が変わって
キレ出して、
なんなのこの人?」
と思う時もあったかもしれない。
いきなりキレ出して
さようならをするのは
いつもの私の行動パターンだった。
だけど、
なぜ自分が毎回こうしてしまうのか
わからなかった。
苦しかった。




今だから言語化出来るが、
この行動の根っこのところには、


人に嫌われたくない』という
恐怖心と、
『人との関係性には、
好きか嫌いかどちらかしかない』
と思ってしまう、
特性由来の百ゼロ思考が働いていた
と思う。



『なんだか合わないかもな?』
とか、
『なんだか心地が悪いのかもな?』
と感じた時、

大事なことは、
すぐに関係性を切らずに、
少し距離をとってみること。

昔は、
距離を取る=断絶
と思っていたが、
よく考えたら
違うものだとわかる。

今、
マクロ視点で
見つめてみると、
心地良い距離感があれば
こんな自分でも、
意外と他者との関係性が
うまくいくものだな
と感じるのです。


この辺りも、
自分がASDであり、
自他の境界線が薄い
(適切なboundaryを取ることが
下手)
という特性を
熟知しなければ、
気づけなかったことのひとつである。
己を知る事の大切さを
痛感する。




そして、
長年の疑問のひとつ…
私に、
古くからの友だちが少ない理由が
ようやくわかってきた気がするのです。



私には
次の目標ができた。


死ぬまでに、
誰かの【親友】になってみたい。

仲を深めていけば、
誰もがいつか、
私を嫌いになっていくのだ
と思っている
自分だが、



「友だちって良いものだな」と
いつか思ってみたい。