今朝、テストピース用のおちょこをひこうと、早く学校へ行った。
そしたら、マイマイの棚が空っぽだった。
あれ?と思いつつも、まさかねー、って、
深く考えずに作業をしていた。
九時半ごろ、誰かが階段を登ってくる気配があったから、
いつも早いマイマイかと思ったら、うーちゃんだった。
「ケーキ買いにいってくるねー」
って言うから、
「誰かの誕生日?」
って言ったら。

えっっっ。

って。

そこで初めて、マイマイが学校を辞めること、
もう授業には出ないことを聞かされ、

なんとも突然のことで、
ショックというよりもあまりに、あまりにも衝撃で、
もう今日一日持たないかもしれないぐらい力がなくなってしまった。

思えば、
まだまだマイマイとやってなかったことが山ほどありすぎて、
あまりに突然、ぽっかりあいてしまった心の穴を、
どう埋めてよいやら、
突然大好きな人にふられてしまった気分です。
出会った瞬間のことから、
いろんな思い出が蘇ってきて、
どうにもならない気持ちでいっぱいで。
明日やろうは馬鹿野郎って言葉、
そのまんま、
今日、すごく身にしみた。

悲しすぎて、あまりにさみしすぎて、
どうにもならない。

マイマイは、今日も荷物を取りにやってきて、
笑顔でやってきて、

みんなでケーキを食べて、
簡単なお別れ会をして。

マイマイは笑顔で去っていった。

もっと、
もっとたくさん話したいことがあった。
かおりん七月どっか暇あったら、フカヤン家いこうよー!
って。
わたしは忙しさにかまけて、
ろくに返事もできないまま。
予定もたたないまま。

アイスの会も、結局、コンビニ止まりで、高級アイスには辿り着けなかった。

こないだ、マイマイの最後の授業に、わたしは仕事で欠席してしまったこと。
思えば、わたしとマイマイが一緒の最後の授業は、
上絵の窯出しで、
また今度やろうねって、
マイマイとふたりなら、上絵たまるかなーって。
上絵の窯焚きの時は、
わたしが彼と喧嘩したこと愚痴って、
思えば、あれが、マイマイと2人で語った最後だった。
せめて、さいごなら、もっと楽しくて夢のある話したかったな。
もっと、もっともっと、マイマイの話を聞いてあげれたらよかったのに。

今日一日中、こんなことばかり、こんなことばっかり考えていて、
なんにもできなかった。

もっと優しくなりたい。
もっと、もっともっと、
優しくなろう。
許したい。
もっと、いろんなこと。
自分とは違ういろんなことを
許したい。
許せる自分になりたい。

本当はどこかで壁を作っていたのかもしれない。
わたしがもっと優しかったら。
もう少し違う未来だったのかな。

本当は、
本当に、このメンバー、四人で一緒のクラスで、楽しくて幸せだった。
四人で、どんな成長してゆけるのか、すごく楽しみだったし、
マイマイの釉薬の研究も楽しみだったし、
皿も、鋳込みも。
楽しみだったし。
四人で卒展やるのも。
もちろん、四人そろって卒業したかった。
四人でがんばりたかった。
卒業したら四人で展覧会するのが夢だった。
けど、
突然、できなくなっちゃって、
なんだか、
このこころのぽっかりをどうしてよいのかわからない。

マイマイは旦那さんの為に、夢を諦めた。
わたしにはそれすら、できなかったから。
マイマイは、諦めたんじゃなくて、
新しい一歩を、きっと幸せな気持ちで踏み出したんだね。
どうしても淋しくてマイナスなことばかり考えてしまうけど、
ひらっちが、マイマイの最善の答えだから、応援してあげようっ
って言ってた。

また会えるよね、
またゴハン食べに、四人で決起集会しよう。

忙しすぎて疲れすぎて、
こないだの集会は愚痴大会みたいになっちゃって残念だったから。

次は、みんなそれぞれがいい報告できるように、
わたしも負けずにがんばってみよう。

なぜだか、
いろんなこと悔やんでばっかりで(T . T)
へんだな。

明日が今日と同じとは限らないということが身にしみた。
明日後悔しないように、
今日はこんなだけど、
明日から精一杯、生きてみよう。

マイマイ短い間だったけどありがとう。
マイマイが居てくれたから頑張れたことが山ほどあるよ。
本当にありがとう。
またいつか、
みんなで、
陶芸しよう❤
約束だ。