ビタミンB12の摂取は、抗がん剤の効果を落とす可能性が高いから注意が必要 | 加藤隆佑 ameba blog

加藤隆佑 ameba blog

がんのなぜ?どうして?どうしたらよいの?を始め、とにかく分かりやすく紹介し、不安を解消し、がんと闘う気持ちをますます強めて頂きくメッセージを送りたいと思います。同時に、家族がどのように支えていったらよいかを考え、共に考え、応援していくブログです。

●ビタミンB12の摂取は、抗がん剤の効果を落とす可能性が高いから注意が必要

こんにちは。加藤隆佑です。

先日、信頼性の高い医学論文で、以下のような結果がでました。

ビタミンB12の補充は、抗がん剤の効果を落とす可能性が高いから注意が必要

そして、健康な人が、ビタミンB12の補充をすることも、死亡リスクをあげることも、別の論文で発表されていました。

このことは、ツイッターでもお話した内容でもあります。


さて、ビタミンB12は、病院の薬として、処方される場面は、多いです。

その代表は、メチコバール(メコバラミン)です。

神経痛、末梢神経障害に慣習的に用いられることが多いです。

しかし、効果が出ているか、はっきりせず、飲み続けている方が多いです。

そうであるならば、メチコバール(メコバラミン)を、いったんとめて、症状がどうなるかを見るべきと、私は思います。

ビタミンB12の安易な補充は避けるべきだからです。

良かれと思って受けている治療が、逆効果にならないようにしましょう。

そして、抗がん剤の効果を落とさず、がんを抑える工夫を、取り入れてほしいです。


治療歴17年目のがん治療専門医によるがん治療のサポート

抗がん剤治療の悩みをとる方法

抗がん剤治療を受けるときに読む本


手術、放射線療法、抗がん剤の副作用、食事療法、免疫療法など、がん治療に関わることをアドバイスしています。