って言葉の使い方が正しいかはわかりませんが、それっぽいからこの言葉でいきます。
そして普通の事を書かしていただきます。


今の部屋は僕が寝室を使い同居人がリビングを使っています。
当たり前ですがリビングの方が広くだいたい僕の部屋の2.5倍ぐらいあるのですが僕の方が家賃を高く払っています。
理由は簡単で、部屋にトビラがなければ落ち着かないから。
冷蔵庫にモノを取りに幾度に自分の行動を見られるのはよほど鈍感な人以外耐えられないとおもいます。

そして今日はルームメイトが珍しく部屋の掃除をしていました。
ですが、どうにもキレイに見えない。
部屋が広くて元がいいので家具のレイアウトも失敗はほぼないはずなのですが...

じっくりと見回してみると問題点を発見。

棚です。

棚に隙間がないぐらいびっしりに埋められた物達。
見てて目障り。

いくら家具では埋め尽くされないからといっても、ほんの一部分でもごちゃつくとすべての空気にゆがみを作ります。

正直、家具だけであまり小物のない部屋って何か特別な事をしなくてもキレイに見えちゃうじゃないですか。
その物の良さを引き立てるために周りに何も置かなかったり。


当然の事ですが、
デザインでも余白ってすごく大切。
やたらと付け加えすぎたら見ててうんざりする。
でも付けなさすぎると淋しいとか面白みがないとか批判される。
なるべく無駄を削除しながらも、面白い無駄を絶妙なぐあいに入れてみる。
なんかややこしい...

プロの人達ってそこのバランスが上手なんですよね。だからプロって言うんでしょうが。

例えていうなら深澤直人さんのshelf-X。

X

X型のささえが真ん中に入っているから本が隙間なく入らない。
このデザインってすごく無駄を省いているけど、余白をあえて作るっていうおもしろい無駄ともとれる行為を絶妙に取り入れていると思う。

無駄って言葉って結構ダメな意味で使われるけど、ちょっとした無駄な行為がなきゃ私生活で息が詰まりそう。
そんでもってその無駄が面白いものだとそれだけで普段が楽しくなるし。


話を戻しますが、ごちゃごちゃしとあまりいいアイディアが浮かばないとも思う。
その時に入らなくていい情報まで入り集中できないというか。
だから机の上や周りとか僕の視野に自然と入る部分にはなるべくモノを置かないようにしてます。
あと、何かやったら絶対に机の上をちゃんとぬれたタオルで掃除。
クリアな状態の時にはクリアなモノが浮かぶ。
僕はそう思いますけどねw

結局なにが言いたいかっていうと、
余白が大切。

ただそれだけです。



そういえば先日友達と卒業してからの事を話してた。
僕は企業でデザインしたくて、相手はのびのびとやりたいらしい。
「ルイ君は卒業したらフリーでやってけそうじゃない?」
いや、僕には1人でやっていくようなそんな度胸とか自信とか実力はまだありません...