テレビをつけても

新聞を広げても

悲しいニュースが続きます。

もちろん目をそむけてはいけないのですが、

毎日暗い気持ちでふさぎこんでしまっては良くありません。

という訳で・・


少しだけ、最近あったハッピーなことクローバー

書きたいなと思います。



最近、もうすぐ生まれて5か月になる息子に会いに、

色んな方が訪ねて来てくれます。

のほほんとした息子の顔をみて、のほほ~ん

それぞれのハッピーなクローバー笑顔を見せてくれる。

なんて幸せなことでしょう・・・s.heart*



息子を抱えて近所のスーパーに卵を買いにいきました。

するとレジのおばちゃん。ひそひそ声で、

「お水は足りているのかい??ミネラルウォーターミネラルウォーター

とっても心が温かくなりました・・・。



ある日、通っているヨガスタジオのみなさんからもメール。

手紙「ミネラルウォーターもしも足りなければ販売の用意があります!」

との内容に、うるうる・・。うるうる



被災地・仙台のRocojuli デザイナーぴろ子さんから、

震災後、一本の電話をもらいました。


「遅くなったけれど、これから春夏の新作を送ります!プレゼント」と。

ワンピース 帽子 くつ

去年秋に展示会におじゃまして、お願いしていたお洋服たちです。

来月開かれる代官山展示会からはまた参加されるそうで・・・

本当に本当に良かったです。キラキラ





私は、元気なの??

息子ちゃんはきちんと育てられているの??

顔を見せてよ!

との声が聞こえてきていましたので・・・、


みなさんありがとうキスマーク




私はこうして 元気ですよー!!!v(^-^)v


お気に入りのRocojuli新作、マキシワンピを着てみましたラブラブ

あっ息子が泣いているので行きまーす!!ダッシュ走るあせる
今日で、3月11日の東日本大震災から一か月が経ちました。


この大震災で被害に遭われたみなさん。

心よりお見舞い申し上げます。


あの日の大地の揺れ、一生忘れられません。

眠れぬ夜が続き、

やはり仙台が地元の、都内に住む友人と過ごした夜。

身内と連絡がつかない、という不安を目の前に、

何もできない非力さを心の底から嘆きました。

死と隣り合わせである恐ろしさ。

都内の私の家にいても、

故郷の宮城や、東北各県・関東の方々から

たくさんの悲しみの声が届きました。

そのたびに胸を痛め、どうしたらよいのか、

何ができるのか、必死で考えました。



わずかな年月ですが、

少なくともキャスターとしてニュースを伝えてきた自分。

考えるのだ!

地震発生後にどんなことを呼び掛けたか

何が足りず、何が必要だったか

わずかでも力になりたくて、

情報を広める手段として携帯を手にしました。

ツイッターです。


地震発生直後は、電話もつながらず、停電。

どれだけの大きさの被害なのか、知ろうとしても分からない。

被災地の方は特にそうだったと思います。

かろうじて、インターネットには接続できる、

という方が被災地にもいると知り、

私はテレビから得た安否、防災、ライフラインなどに関する情報を

ひたすらツイッターで呟きました。


友人のお母さんが避難していた老人ホームが

正式な避難所ではなく、臨時の避難所であったために「孤立」し、

物資が足りていないという連絡が入り、

すぐさまツイートすると、なんと多くの方の協力のもと、

翌日には、警察の方が施設を訪ねてきたそうです。

改めて、ツイッターというメディアの持つ力の大きさに驚き、

皆さんの心の温かさに感激しました。



私は信じています。人の心の中にある善意を。

しかし、そうではなくなりそうになる瞬間もあります。


都内では地震による直接的な被害は少なかったと記憶していますが、

二次災害が重大でした。

買占めがおき、電池やトイレットペーパーなどの日用品、

缶詰やカップラーメンが

スーパーからあっという間に消えました。

さらに、水道水が乳幼児にはよくないという報道で、

ミネラルウォーターはほぼ見つからなくなりました。


生後4か月の子をかかえる母としては、

ミルクやオムツがなくなることが非常に痛手でした。

誰でもわが子がかわいいのは一緒ですが、

買占め、という光景を目の当りにすると悲しくなりました。




それでもここで救ってくれたのは、

親戚や友人です。

予想だにしない、九州の親戚から水が送られてきました。

関西出身の友人からオムツを頂戴しました。

「頼んでもいないのに」、です。


ここでもやはり感じました。

人の温かさと、目に見えない絆です。


こんな混乱の中で、窮屈な思いを続けると、

心まで殺伐としてくることがあるかもしれません。

でも、私は信じたいです。

人々の心にもともとある、優しさを。




仙台の実家の母から

隣のお宅の桜のつぼみがもうすぐほころびそうだと連絡がありました。

毎年、そこを通る人の心を華やかにしてくれていた桜です。

どうか、桜の開花とともに、わずかでも希望の光がさしますことを

心の底から祈っています。


これを読んでくださったみなさんが

今、どこにいらっしゃるのか分かりませんが

どうか、今日よりも明日がよい日であることを祈って、

一緒に前進していけますように。
久々に更新します。。
読んでくださるみなさま、毎度ながら、筆不精でごめんなさい。

子育てが始まり、ますますブログ離れしていますが・・・
息子が熟睡したのでぐぅぐぅ得意げ そのすきに書いてみます。



今日は、最近出会った、大いなる人生の先輩
まずはその1人を紹介します。
思い出しながら書くので、独り言のトーンで失礼します。

まずは上田勝彦さん。うお座うお座
元漁師で、水産庁にお勤めの、「お魚食伝道師」。(私なりの表現です。)
詳しくはこちらを→ブログ

風貌や威勢の良さはまるで現役漁師さん。

魚に対する玄人感そのままに、インテリジェンスの面もちらり。
魚をめぐる流通と、肉食人気による消費者の魚離れに関して、大いに悩まれつつ活動されている方。

私はその活動に賛同し、我が家の食卓から、実践していきたいと思った。

AOYAGI CAYO BLOG-uedasan

参加した会では、大きな鮭を解体し切身にするところからスタート。
恥ずかしながら、私、鮭の全体を初めて見た。
そうだ・・・切身しか見たことがなかった。切身をみて、あれがシャケだと思い込んでいたのだ。

AOYAGI CAYO BLOG-鮭


AOYAGI CAYO BLOG-鮭

AOYAGI CAYO BLOG-切身

会の趣旨は、難しい料理を伝授するのではなく、
私たちにも簡単に手に入る「塩鮭の切身」で何品か作ってみせましょうというもの。

AOYAGI CAYO BLOG-kirimi

AOYAGI CAYO BLOG-uedasan


上田さんの知識と勢いのあるトークを聞いて笑いながらも、目は離せない。
出刃包丁をあざやかに動かしながら、あっという間に4種類も作ってくださいました。
以下私の覚書です。

・塩鮭の"炊かず”ごはん(炊き込みではなく)
・鮭のさんぺい汁
・鮭と玉ねぎのマリネ
・鮭とキャベツの一品

出来上がり。

AOYAGI CAYO BLOG-menu
ごはんは写真に納まってなくてごめんなさい。

とてもシンプルなメニューながら、新鮮な素材の滋味を味わうとてもありがたい料理。

塩鮭って、生で食べられるなんて知らなかった!!
アジの開きも調理次第では生でいけるそう。
目からウロコ、ぽろぽろ落ちてきましたね。


もちろん、鮮度は自分の五感を信じて確かめてね。
近所のスーパーには幸い、魚が充実している。
行くとおろしたての切身がどれか、古いのはどれというのが分かるようになり、有難い。

AOYAGI CAYO BLOG-鮭

鮭の解体を見ながら思った。

こんな顔をしているなんて知らなかった鮭。
頭を割ると、内側にはこんなに美しいピンク色の身がぎっしり隠れてる。
尾に近づくにつれ、身は締まり、生でいただくともちもちした肉質。
なんて妖艶な魚!!笑

そう。。こんな風に、魚の顔や色、特徴を良く知りもせず、
切身でたくさん買っては食べていた。
それは魚に対してとても失礼だったなと。
この命を確かにもらって食べていると、きちんと子供にも教えよう。

上田さん、ありがとうございます。


AOYAGI CAYO BLOG-menu
その日の我が家の夕飯は再現メニュー笑

こうして各家庭の食卓に、少しずつ魚メニューが増えてていけば、

日本の魚食ももう少し盛り返すのかもしれない。
宮城で育った私。
ずいぶんサンマに育てられた感がある。
今では、頭と骨一本しか残さずにきれいに食べられる。
この美味しさ、息子にも伝えようと思う。


上田さんがおっしゃっていた。
美味しく作ってあげれば、子供はなんとかして食べようとする。
骨はとって与えちゃだめだ。
そうすると一本でも骨があると魚が食べられない、という神経質な子に育ってしまう、と。

その通りだと思った。

四季折々の美しさがあるように、
日本には旬の味覚がある。もちろん魚にも。
春の魚、オススメ頂いたかたくちいわし、もうすぐ店頭に並ぶのが楽しみだ。



2人目の大いなる先輩はまた次回!クローバー