福島第一原発の汚染処理水を
「東京電力福島第一原発の敷地内には、放射能で汚染された水(汚染水)がたまり続けています。多核種除去設備(ALPS)で処理した水など合計で100万トンを超えています。」
(green peace「東電が汚染水を海に流してはいけない4つの理由」より引用。)
https://www.greenpeace.org/japan/sustainable/story/2019/07/23/9618/
←グリーンピースに私は共感できないのだが、この説明はわかりやすいので貼り付けます。
現在タンクに入れられて保管されている、“放射線物質除去が全然不十分”な汚染水を
「薄めて放出するから大丈夫」なんて国や東電の言葉を誰が信じられるだろうか?
参照:(Yahoo! Japan ニュース)
https://news.yahoo.co.jp/byline/mizushimahiroaki/20200309-00166801/
汚染水を海洋に放出するしかないのだろうか?
なぜ?
保管したり、(ほとんどできなかったにしても)除去にかかった費用は今までにいくらだったのか?
これからも保管するとしたら、いくらの予算が必要なのか?
海洋に放出するとしたら、放出費用、その後のケアに対する予算はいくらか?
海洋に放出しない、別の対処法はないのか?
ないとしたら、どういう方法がいままでどういう理由で却下されたのか?
汚染水が海洋に放出されたら、「風評被害」を心配する声がまず聞こえるが、
「風評」という言葉に私はいつも不適切なものを感じる。
きちんと計測され公表され、それが信用できれば「風評」を防げるだろうに……と。
それに、例えば汚染された海域で獲れた魚などを
遠く離れた別の地域で水揚げすると、その魚は“水揚げされた地域の魚”という風に表示されてしまうのではないか? 日本では。
となると、日本全国の漁業に「風評被害」が蔓延するのでは?
最近「日本学術学会」なるものの存在が俄かに浮上してきたが、
日本の知識を集結させたその「学会」の専門家の人々は
この放射線汚染水の海洋放出についてどんな意見・提言をしたのだろうか。
そういうことを常に逐一伝える放送番組なりサイトなりがなぜ日本にはないのだろう……。
とにかくこのままでは、一般の人々や漁業関係者の人々は反対しながらも
「薄めて放出するから大丈夫ですよ~。風評被害はちょっと出るかもしれませんが、
喉元過ぎれば元通りになりますよ~」ってな感じで済まされてしまうのではないの?
でもって、何十年後かに、やはりあれは間違ってました。
国の責任です~って、税金使ってほんの一握りの被害者に賠償金だけ払われて終わるでないの? 誰も責任をとらずに。日本では。
放射能物質を摂取してしまった場合、遺伝子に異常をきたすらしいよね。
これから子を産み育てる若い世代がもし目に見えない形で被爆したら……と考えると
お先真っ暗だ。
最近菅首相はじめ、政治家たちがやたらと口にする「不妊治療」もいいけれど、
普通に生み育てたいけれど産むことが叶わない社会状況をまず、待ったなしで改善すべきじゃないのかな。
そして、万に一つも遺伝子異常など起こさないように
安全な環境を死守することが
まずすべき、絶対に叶えるべきことじゃ、ないのかな。
まずは、徹底的に公明正大な情報公開を!!!!!!
まずは、公平無私な責任ある説明を!!!!!
求めずにはいられませんっ。