緊急事態宣言「解除」ではなく
2021年3月21日の夜、正確には22日午前0時?、
政府による新型コロナウイルスの緊急事態宣言は、全面「解除」された。
でも、でも、でも、でも、それって
「解除」ではなく、
「放棄」でしょ!
先日、PCR検査液が足りない! という検査側の人が困っているというニュースを見た。
代わりになる検査液を試しているが、検査結果がぶれ、性能にばらつきがあるらしい。
どーすんだ?
まず検査でしょ! そして隔離でしょ、と私は思う。
無症状の人が広げるのを止めなければならないでしょ?
それなのに、検査液が不足してるって……。どうなっているだろう、この国は?
おまけに、このことに関してはほとんど報じられないよね?
ワクチン接種は始まっているらしいが、
途中で生産が間に合わず日本まで回ってくるのはいつになるのか?
某社のワクチンに問題があるかもしれないと、各“先進国”がストップをかけたワクチンは
逆に「じゃ、日本に買わせよう」となるかもしれない。アスベストやら薬害エイズの素(非加熱血漿?)やらと同じように。
一都3県(東京都・神奈川・千葉・埼玉)強力して対策を……なんて言ってるけれど、
神奈川だってひどいよ。
今年2021年、1月の時点で、
とある老人施設で、発熱者が出たのに、PCR検査が行われたのは1週間後。
だもんだから、クラスター発生。入所者70数人の施設なのに、スタッフ(何人いたのか、わからないけれど)と合わせて50人以上の感染者を出したって。
今はもうなんとか落ち着いたと言っていたけれど、
何やってんだ、神奈川? である。それでもクロイワさんは、しっかりやってるとか言ってる。へぇ? はぁ? である。
埼玉で、先日1年以上ぶりに外食してみた。
大きなチェーン店、ジョ〇さん。
お店の入り口やところどころに消毒液は置かれていたけれど、
衝立は気休め程度の小さなもの。
1.5mは離れて、衝立もあったけれど、横のボックスでは
高齢と思われるカップル(会話から察するにご夫婦ではない)が、まぁ大きな声でしゃべるしゃべる!
「黙食」ということを店は謳ってもおらず、注意もしない。(あんな大声でしゃべり倒すお爺さんに注意などしたら、余計こじれそうでもあるね。)
久々に人と会って食事したら、積もる話もある。話は弾む。黙食なんて意識はふっとぶ。
仙台では、感染した人がホテルで待機(?)していたのに、
保健所の注意を無視してホテルを抜け出し居酒屋へ行き、
自宅へ帰ると主張して帰ってしまったらしい…………。
その居酒屋や、帰宅する時に乗ったであろう交通機関の人々はどうしたらいいの?
こうした“我慢ができない人”は必ず出てくる。
出てきたときに、抑えられない日本の法律(?)がおかしいんだと私は思う。
政府はあと1か月(4月21日?)まで時短協力する飲食店に1日4万円補償する(?)ようなことを言っているが、それだってすぐに支給されるわけでもないだろうし、
不公平感否めない。
今回のゆるゆるだるだる、不公平感満載の「緊急事態宣言」といい、「緊急事態宣言解除」といい、
“現政権は国民を見捨てることを宣言した”
と思わざるをえないのは、私だけでしょうか。
とにかく、後遺症のことを考えると、我々はコロナに罹ってはいけない!
いまだにオリンピック聖火リレーだなんだと、
対策は後回しでやりたいことだけ無理くりやっちまおうとする日本の中にあって、
なんとか罹らないように、
みなさま、ご安全に!
そして、不運にも罹ってしまった人を差別など決してしないよう、
助け合い、励まし合えますように。
――誰かさんが「自助、共助、公助」という言葉を、無性にカチンとくるものにしてしまったけれど。