なぜ? 病床削減推進法案
2021年5月20日に、
病床削減推進法案(医療法等改正案)が参議院厚生労働委員会で可決されたそう。
反対したのは、共産党、立件民主党や同会派の社民党の人。
それ以外は「賛成」だったと。
医療現場からベッドがどんどん削減されている、とな!
私はこんなことを、つい最近知ったのだが、
随分以前から反対の声は上がっていて、
去年のコロナ禍の時でさえもベッドの削減は続いたと!
ネットでは反対の署名が集まり、
「安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための国会請願署名」(略して「いのちの署名」)を20日に提出とのことだったけれど、
結局、
5月21日、参議院本会議で可決・成立したとのこと!
コロナ陽性になって症状が悪化して、入院させてくれと頼んでも「いっぱいです」と断わられ自宅で死んでいった人はいったい何人にのぼるのだろうか?
まぁ、ベッドだけあってもダメで、医療従事者がいてくれないことにはダメなのだが、
それだって、安倍政権と時から削減に継ぐ削減をしてきたわけだよね。
「災害時の予算」だって、安倍政権になってから、恐ろしいペースで削減されてきてるよね。
それを引きつぐ菅政権。
今、ベッドを削減させている場合じゃ、なくない?
参照:
yahoo!ニュース(2021年5月23日)
1999年に164万8217床だった病床数は、2010年には159万3354床に減少。その後も減り続け、2019年には152万9215床に減少した。
病床の種類には様々なものがあるが、主に肺に発症する感染症である結核、その患者が入信する「結核病床」はウイルスを外に漏らさない「陰圧室」となっているため、新型コロナ感染患者にも使用できる。
だが残念なことに、結核の入院患者数減少により、結核病床は1999年の2万4773床→2019年には4370床に。
また、「感染症病床」は同3321床→1888床に減少している。(表1)
この減少傾向が続いている中で、政府は「地域医療構想」を打ち出した。
しかし、その直後に新型コロナの感染拡大という災厄が発生したのだ。それでも、政府は地域医療構想に基づいた病床数の削減を休止あるいは中止することはなかった。
コロナ禍にあっても、病床数は152万6638床(2020年1月)→150万7934床(2021年2月)と、1万8704床も減少している。特に、新型コロナの感染拡大が本格化し始めた2020年4月以降、5月の政府の初めて緊急事態宣言を受けても、病床の減少は続いたのだ。
感染症病床はほとんど変化がないものの、結核病床は2020年1月の4296床から2021年2月には4121床と175床減少しており、政府の「新型コロナ患者の病症確保に全力を尽くしている」というのは“虚偽”であることは明らかだ。(表2) (以上、ネットより引用)