長瀞アルプス(宝登山 ホドサン)登山
いまだにロックダウンしてもいいくらいなcovid19の猛威の中、
「密に気を付けて」を言い訳にして、
登山に参加してきた。
秩父の山、宝登山(ホドサン)には以前個人的に登ったことがあるけれど、
「長瀞アルプス」というからには、荒川に沿って切り立った辺りの稜線を行くのか?
……と期待したら、全然安全な山の中の登山道であった。ソリャソーダ
まずは、秩父方面を目指し、JR熊谷駅から秩父鉄道に乗り換えて、野上(ノガミ)駅まで。
しかし、湘南新宿ライン(高崎線)がなにやらトラブって
大宮で「時間調整」なる時間をとり、5分ほどわざわざ遅く出発しやがった。
熊谷での乗り換えはほんの7分ほどしかない。
なのに5分遅れたら乗り換える時間がない!
遅延電車はそのまま律義に5分ほど遅れて熊谷に到着した。アチャー!
ひかも、秩父鉄道は、JRの改札を出て少し離れたところにある。ワチャー!
ひかも、現金で切符を買わねばならない!クチャー!
スマホ、使えません!クレジットカード、使えません!Paypayももちろん。ウソ~?
私、この日、
スイカとクレジットカードと、念のため現金1000円札だけしか持ってなかってん。
目的の秩父電車はJRが遅れようがどうしようが知ったこっちゃない!
ってんで、定刻通り出てしまってまして、
次の電車は45分後。ひかも「急行」で、余計にお金がかかりましてん。涙
JRは秩父鉄道ともっと連絡をとりあってくださいっ!!!
秩父鉄道はJRともっと連絡を密に取り合って、スイカも利用できるようにして頂けないものか?
利用者のために!!!
ってか、湘南新宿ライン、どうしてこう毎日のように遅延するんですか!
ってか、もっと現金を持ち歩け、私!……であった。
(帰りの電車賃がないので、同じ山登りのお仲間さんに借金してしまった……。お恥ずかしい。)
すったもんだして、やっと集合場所の秩父鉄道、野上(ノガミ)駅に遅ればせに到着。
山に登る前から嫌な汗をたくさんかいてしまった。
野上駅は簡素な駅だが、自動販売機とトイレはある。
が、トイレに行く暇もなく、
待機していてくださった登山連盟の方と、すぐに他のみなさんの後を追うのだった。
(登山口直前の合流地点にちゃんとしたトイレがあった。)
今回、歩いていて驚いたのは、
「緑のトンネル」とも称される(山の持ち主が自称している?)林の中の山道で。
気持ちのよい緑のトンネルを進んでいると、
途中、この新緑の季節に、枝枝に一枚の葉もつけず、
冬枯れたような幹幹が続く一帯があったのだ。
その木々のてっぺんの方はさわさわと緑葉が微かに茂っているのだが、そのてっぺんの方以外の枝は坊主状態。
↑
一番手前の木には、幹の大分下の方からも緑の葉が出ているが、奥の方の林に緑が全然ないのがわかるかな? (わかりにくいね。)
この緑の木のところからは「県林」となっていたのだ。
山岳連盟の方に尋ねてみたら、
多分手前のハゲハゲの林は「民間林」で手入れが行き届かないからではないか?と。
あるいは、民間の方は「杉だけ」で、県林の方は色々な木が植わっているから?とか。
民間の方は植林したものだけど、県林の方は自然のままだから、とか?
何が原因かはよくわからないけれど、
こんなに違うものなのか?ってくらい緑の付きが違っていた。
樹は黙して語るね~。(何を語っているのかは、私にはわからなかったが。)
つづく