つれづれ“汚川”散歩 ⑩ 備忘録
10月半ば、
カワセミにじっくり会えた興奮さめやらぬまま、
再び散歩へ。
したらば今度はカルガモちゃん(?)がいるじゃあ~りませんか!
どこから飛んできたのか?
(この日以降、見かけなくなったので、飛んで来てはみたものの、あまりに汚い川なので
さっさと移動したのかもしれない。)
まぁ、この廃水の臭さに耐えられなければ、ここでは暮らせないよねぇ
と、亀。
亀は、こちらが歩みを止めるやいなや、
いつもはすぐに水に潜ってしまうのに、
この日のこの亀はびくともせず甲羅干しを続けるのだった。
川にいつも沢山いる鯉。(多分鯉だと思う)
でも、鯉って、こんなに口先がとんがってたっけ???
神社に「巫女募集」のお知らせ発見。
年齢制限35歳まで……に、いまさらながらちょっぴりショックを受ける。
お正月に向けて、巫女さん募集するんだね。
来年は神社も仏閣も初詣客で賑わうといいけれど。
歩いていると気持ち悪くなるほどの悪臭がする汚水の川なれど、
ところどころ綺麗に浄化されている部分があって、
水も澄んで川底まで見えるところもある。
メダカ(?)も丸見え。
パット見には麗しい小川である。
あぁ、これで廃水が垂れ流されていなければ、
水さえ全体美しく保たれていれば
どんなにか美しいだろうに……。
でも、まぁ、僕たちもそこそこ元気に暮らしてるよ?
と、亀が川を援護する。
そんな折、またもやカワセミ!
嘴が黒いから、オス?
ひかも、2匹!
カワセミAばかりが水に飛び込んでは上がってくる。
カワセミBはじっとひとところに居続ける。
そのうち、空間で二匹、一瞬のバトル。Oh!
カワセミAは堤の側面にピタリと隠れるように止まった。
カワセミBは相変わらず堤の上に。
明らかに相手から身を隠している体のカワセミA。
こんな岩とコンクリの堤側面に張り付いていられるんだねぇ。
でもって、さりげなく身を隠しながらBに近づく。
オス同士のバトルなのか、求愛の失敗なのか、
夫婦喧嘩なのか、私には分からず。
まぁ、なんでもいいけど仲良くやってよ、と亀。
それからというもの、汚川行くたびにカワセミに会えるのであった。
カワセミに会えたんだから、今度はホシガラスとヤマセミとミソサザイに会いたいなぁ。
あ、もちろんジョービタキにも
何十年と住んできて、自分の歩ける範囲にこんなに動植物がいるということがわかったのは、コロナ禍の不幸中の幸いだと思ふ。
とりあえず、ここでおしまい
……のつもりだったけれど、
さらにもっと綺麗にカワセミちゃんが撮れちゃったので、まだ続ける予定なり。