7/25(月)

アンサンブル室町第5回公演『元素』
―サントリーホールやってみなはれプロジェクト―



18:30 OPEN
19:00 START

サントリーホール ブルーローズ

(六本木一丁目st.より徒歩3分)
東京都港区赤坂1-13-1


料 金:一般4,000円/ 学生2,500円

問合せ:アンサンブル室町 080-4407-5445 arts@softbank.ne.jp
サントリーホールチケットセンター 03-3584-9999
チケットぴあ 0570-02-9999





◆演出・振付:伊藤キム
 演奏:アンサンブル室町
 指揮:鷹羽弘晃
 芸術監督:ローラン・テシュネ
 ダンス:伊東歌織、井上大輔、酒井幸菜、KEKE

◆演奏作品
 権代敦彦『キンタ・エッセンティア』(委嘱初演)
 ジョン=フェリ・ルベル『元素』(1737)






◆演奏会によせて

 世界は元素で成り立っている。
 西洋において、元素とは原則として四大元素すなわち、土、水、火、空気であるとされてきました。一方、アジアでは一般に「空間」を加えた五大元素とされています。
 音楽でも、絵画や他の芸術の場合と同様、常にこれらの元素が描かれてきました。フランス・バロックの作曲家ジャン=フェリ・ルベル(1666-1747) も、1737年に「四大元素Les Éléments」という充実した作品を書いて、この時代としては当然のことですが、舞踏と結びつけています。冒頭部分(「混沌」)での思いもよらぬ強烈な響きは、西洋音楽史で初の「クラスター」と言えましょう。
 21世紀初めの今日、日本人作曲家の権代敦彦氏は、人間性と宗教(Religion) 、それもラテン語の言葉本来の意味(Religare=見えないもの、死者…に結びつける)に強く惹かれています。そして、ルベルの作品から触発されながらも、「5つの元素(五大元素)」という日本の概念にこだわった新作「Quinta Essentia」を作曲しました。これは、アンサンブル室町のために特別に書かれた作品で、舞踏家の伊藤キム氏率いるダンサーたちと共に上演されます。
 去る3月11日、日本が未曾有の地震と津波という、荒れ狂った「元素」に襲われて甚大な被害を受け、それに関連して世界規模での原子力の脅威が引き起こされたことは、まったく心の痛むめぐり合わせでした。この公演では、すべてを失った多くの皆さまへの思いと連帯の気持ちを、ささやかながらも表現したいと思っております。
                       ローラン・テシュネ

◆アンサンブル室町

 アンサンブル室町は、北とぴあ音楽祭(東京)をきっかけに、バロック時代の古楽器と伝統的和楽器の演奏家、舞踊家、俳優、そして広く開かれた芸術的対話に関心をもつ人々が集まって結成された。
 これまでに、「豊臣秀吉の夢」(2007、北とぴあ つつじホール)、「邯鄲の夢」(2008、サントリーホール)、第1回「ワークショップ/コンサート」(2009、東京藝術大学)、「ポール・クローデルの百扇帖1」(2010、日本大学カザルスホール)、「ポール・クローデルの百扇帖2」(2011、東京文化会館)など数々の公演をおこない、約20の作品(権代敦彦、成田和子、末吉保雄、山本和智、山下恵、伊藤光介、篠田大介、他)を初演してきた。また、今後は楽譜出版、録音、国際作曲コンクールの開催などのプロジェクトも予定されている。







毎日、リハーサルに没頭する日々です
今日も明日も朝からがんばりまっせ~


もしかしたら、25(月)にはじめて『アンサンブル室町』の舞台を見る方は
すごく現代音楽で、コンテンポラリーなダンスで
びっくりするかもしれないし
退屈するかもしれないし
肩凝っちゃうかもしれません


演奏している我々も同じで、最初はわけがわかりません(;□;)

でも
日々同じ音楽を奏すると、愛着がわきます
日々同じ音楽を聴くのと、接するのと同じです
日々同じひとと会うのと、接するのと同じです
良いところがたくさん見えてくる
理解できる部分が増えてくる


見かたが、なんとなくわかってくるんです


そして、それぞれに楽しみ方を見つける
素敵なことですね

是非お出かけ下さい
わかんなくても良いんです
わかったふりして(笑)
そして、ゆっくり馴染んでくだされば幸いです

平田紀子は箏弾き-室町0725表
平田紀子は箏弾き-室町0725ウラ