レポート提出完了!!そこで鬱と骨粗鬆症のお話し | 大阪 女性催眠療法士のひとりごと

大阪 女性催眠療法士のひとりごと

催眠療法士として、また一人の人間、女性として日々思う事を書き綴って行きます。

こんにちは(*^▽^*)

さっきアメブロさんのマイページを開けたら、アメブロさんからブログ更新の催促がごじゃいました(;^_^A

実は現在認定心理士と言う肩書を電話カウンセリングのページに書き足す為にいくつか足りない必須科目がありまして、10数年ぶりに大学に復学して勉強しております。

 

正直心のケアをする私の職業には殆ど必要のないお勉強です←言っちゃったσ(^_^;)

やっている事と言えば統計学や科学としての心理学の立場うんぬん・・・。

今回のレポートに関しては4種類、クリスマスイブ必着で提出しなければならなかったのですが、今朝やっと発送完了致しました!!

授業では関係の無い、教授の持論めいたお話しが殆どで、カリキュラム通りの勉強は自宅でして提出!!みたいな・・・(`ε´)

実験結果をExcelで統計してグラフや表を作成した後、Wordに差込、結果や考察を言葉にするわけです。

Excelはそれなりに使いこなせるんですが、今回SD法と言うのをグラフにするのにはちょっと頭を使いました。

手書きだと2、3分もあれば出来ちゃうんですが、エクセルで縦型の散布図って・・一瞬・(゜д゜;)となったのが実際のところです。

まぁ現役の大学生はこんなのさくさく作っちゃうんだろうなぁと思うと尊敬しちゃいます。

 

実はこの授業の教授は今年9月に閣議決定された心理系分野初の国家資格、公認心理師の試験監督?みたいな事をされる予定だとの事で、講義時間を割いて受験資格について説明しておられました。

 

ところが、この教授の持論と言うのが・・・「発達障害児の出生確率は男女とも高齢出産になるほど高くなるので若い内に結婚、出産すべきだ。今は経済的に豊かになるのを待ってから出産するから障害児が多い。そんな事言ってないでさっさと子供を産みなさい」でしてY染色体X染色体がどうしたこうしたとか・・・、研究しておられるのは「親の経験は子供の愛着の質を規定する」などでして・・・。30年前にご自身が実験された親子の内、素晴らしい対応をしたお母さんの子供は東大を出て官僚になっている。要するに親の育て方が正しければ子供はきちんと育つ・・・的な発言(><;)

研究するのは良いと思うんですが、「こう言う親に育てられるとこうなる」と断言しちゃいがちなところが聞いていてちょっとな・・・と思ってしまうんです。

何度も何度も仰るので、その発言は問題になりかねませんよー( ̄_ ̄ i)とつい言いそうになりました。

だってね・・・講義を受けている学生の年令は20歳代から70歳代までと様々です。

お子さんやお孫さんが障害をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんし、生まれて来るべきではないと言われているような気分になる方もいらっしゃるかもしれません。

子供とずっといっしょに過ごして愛情を注いであげたくても様々な理由で働きに出なければならないお母さんもいらっしゃいます。

研究した結果であったとしても話し方にもう少し配慮する事はできるはずだと思うんです。

そしてもっと驚いたのは、心の専門家の国家資格に携わろうと言う方が、「アメリカでは1時間200$とか300$なんてバカ高いお金を支払ってカウンセリングを受けるのは常です。何故か?それはあそこは個人主義の国だから相談できるお友達がいないんです。人に弱みを握られるのを極端に恐れる。日本人は友達に相談するからカウンセリングなんて必要ない」・・・これ、どう言う事????

お友達に相談して元気になれるようなレベルの事なら勿論セラピストなんて必要有りませんけれど、私が担当するクライアント達はそんなものではありません。死ぬか生きるかの瀬戸際にいらっしゃる方が沢山いらっしゃる現実をご存じないのでしょうか???と思っちゃいました。

 

しかもこの教授曰く、私の職業は看護師!!なのだそうです(^_^;)

と言うのも質問紙調査の調査テーマを一つ考えてレポートを書く課題があったのですが、朝お題を出されて午後テーマを述べろと言われたので、じっくり考えている時間が無くて「季節鬱と骨粗鬆症の関係について」と言ってしまったんです。当然の事ながら「そんな事は心理学にはなんの関係もない話なので駄目。君は看護師なんだね。だからそんな医者まがいの事を思いつくんだ」でした( ゚∀゚; )タラー

確かに厳密に言うと心理学ではなく医学の分野ですけど・・・何の関係も無いとピシャリと言い切ってしまうあたりが・・・。

 

って事でここでその事についてちょっと書いてみようと思います。

要するに心理学ではそんな事しちゃ駄目なんです。゚・(。ノД`)ヾ(-ω-*)ヨチヨチ

あくまで仮説にすぎないから。きちんと実験や調査をして立証すると言うのが心理学の立場で、しかも季節鬱は心と何の関係も無い病気だから扱ってはダメなのです。

 

でも、私は心理学者を目指しているわけでは有りませんしぃ~。一介のしがない催眠療法士です故、書いてしまえるのですわ☆-(ノ●´∀)八(∀`●)ノイエーイ

 

昨年も秋鬱について書きましたが、秋から冬にかけて私の仕事は忙しくなります。

それは鬱傾向の方が増加するからです。

秋鬱とか季節鬱と言って本格的な鬱とは区別される病気です。

季節うつの発症の原因が日照不足によるもので心の問題が引き起こすわけではないからです。

秋、冬は日照時間が極端に短くなります。それは狭い日本の中でも地域によってかなり差が有るのも事実です。

太陽に当たる事でセロトニンと言う物質が生成されます。セロトニンと言うのは脳から分泌される睡眠に必要なメラトニンと言うホルモンを作る原料です。

セロトニンが不足するとメラトニンも不足する結果になります。

セロトニンと言う物質は身体のバランスを整えてくれる無くてはならないものです。

適度なリラックス。運動神経を刺激する(姿勢を保つ)。痛みの緩和。夜はメラトニンに変わって快眠。

腸の蠕動運動を促す。止血作用。不安や恐怖感を和らげ精神を落ち着かせるなどなど。

 

日照時間が短くなる秋から冬はセロトニン不足が起きがちです。

この重要な物質を欠く事で鬱症状を引き起こすのです。

 

じゃあこの病気は春になれば自然と治るのか?

ええ。確かに治る確率は高いはずです。

ところが病気を手放すか持ち続けるかは心の持ち方にも左右されるものなのです。

一度鬱を経験してしまうと、きっとこのまま治らないんじゃないだろうかと思い込んでしまう場合もあります。

また鬱になると活発に動き回れなくなりますので、引きこもりがちです。

春が来ても引きこもっていては症状の改善は見込めません。

本格的な鬱へと移行する方も結構な確率でいらっしゃるわけです。

鬱になると心の状態も悪化して行きます。

要するに心の問題を拗らせて鬱になっても、鬱になってから心の問題を抱えるようになっても結果的に同じ状態になるわけです。

 

でも季節鬱の発症は予防できるわけですから、予防するに越した事はありませんよね!?

セロトニンを作るのに必要なのは太陽の強い光です。

なので外に出なくても紫外線カットの入ったカーテン越しでも大丈夫なのです。

 

そしてもう一つ特に女性が気を付けなければならないのが骨粗鬆症。

この病気は女性ホルモンと深い関係があるのは分かっています。

閉経を迎えると女性の骨粗鬆症は急激に進んで行きます。

加齢に伴って食事からより多くのカルシウムを補う必要が謳われるようになって久しいです。

でももう一つ大切なのはビタミンDですよね!?

ビタミンDが無いとカルシウムが腸から吸収されません。

このビタミンDも日光と深い関係が有る事が研究の結果分かっています。

最新の研究結果で骨粗鬆症の本当の原因はビタミンD不足で有る事が分かりました。

このビタミンDは皮膚に日光が当たる事によって体内で生成されます。

そう!要するに現代人はオゾン層の破壊が騒がれだして以降紫外線を敵対視するがあまり、日焼け止め、

日傘、手袋、サングラスと徹底的に日光を拒んで来ました。

その結果深刻なビタミンD不足に陥っています。

ですから女性ホルモンに守られているはずの若い女性にも骨粗鬆症は身近な病気となりつつあるのです。

 

私がこの二つの病気を上げて同時に書こうとしている理由は、単にどちらも日光浴と関わりのある病気であると言う事だけが理由では有りません。

うっかり季節鬱を発症してしまうと秋から春先まではどうしても引きこもり傾向になります。

そうなるとビタミンD不足に陥り骨密度を低下させてしまいます。

骨密度が低下する程日光に当たらない生活だと鬱もまた深刻化して行きます。

鬱は骨密度の低下の増加に関連しているのは分かっています。ところが※1 鬱病と骨粗鬆症との明確な関係は未だ分かっていません。

それぞれ別の病として別々に研究されている結果なのだろうと個人的には考えます。

 

いずれにせよ、日光浴は大切だと言う結論に達するわけですが、厄介な事が一つ・・・。

鬱予防なら紫外線はカットして、日当たりのよいリビングにいる事も出来るのですが、ビタミンD不足解消の為には日焼け止めを塗っては意味が無いのです。

 

 

 

以下に必用ビタミンD生成の為に日光浴の時間の研究をしている国立環境研究所のデータを引用させて頂きました。

urlも貼り付けておきますね。

 

 

 

国立環境研究所2013年研究結果

表2. 5.5 μgのビタミンDを生成するのに必要な、各地・各時刻での日光照射時間
 

 (この表はちょっと古い物で2013年の結果です)

 7月12月
 9時12時15時9時12時15時
札幌7.4分4.6分13.3分497.4分76.4分2741.7分
つくば5.9分3.5分10.1分106.0分22.4分271.3分
那覇8.8分2.9分5.3分78.0分7.5分17.0分

 

 こっちに10箇所の必要時間が記載されている最新研究結果が出ています。↓↓↓

国立環境研究所 2017年研究結果 体内ビタミンD生成の各地の所要時間

 

 

実際問題北へ行くほど毎日の必要日光浴の時間は長くなって行きます。

忙しい現代人には無理な場合が多いですよね・・・。

日光に当たってはいけないご病気の方もいらっしゃいます。

そんな場合は食事や、サプリメントから上手に補うと良いかもしれません。

 

鶏が先か卵が先か?と言う問題は個人的にはどうでも良い事だと思っています。

身体と心は密接なつながりがあって、どちらかが病むともう片方にも影響を及ぼしがちです。

ですから努力して防げる方法について書いてみました(^_^)v

 

って事で勉強から解放されて晴れて青い海の伝説DVDのメーキングを見よう!ともくろんでおりますが、

現実は、掃除もしなきゃ!洗濯もたまってる(ノω・、)そして今夜はまた違う授業がぁ・・・・Y(>_<、)Y

 

って事でボチボチ頑張ります( ̄∇ ̄+)

そのくせレポート出した途端に金魚の水換えをしていたと言う人です…( ̄∀ ̄)

それでは皆様素敵な午後を!!

 

 

※1 アメリカでこの二つの因果関係について研究した結果を以前目にした事があります。

確かマウス実験のレベルでしたが因果関係が解明され、抗うつ剤を骨粗鬆症患者の治療薬として使用できると結論付けていましたが私の記憶のレベルなので定かではありません。

 

 

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