土曜日は、ノエルの運動会でした。
小学校5年生になると、普通学級のお友達と同じ場所で、支援級の子供達も組体操をします。
小学校生活5年目。
たくさんの困難がありました。
低学年の頃は、歩行も出来ないくらいだったので、かけっこに出場するのも大丈夫かハラハラしていました。
中堅学年では、みんなと同じようにリズムが乗れなくても、必死についていくよう親子で頑張りました。
そして今年。
私にとっては最大の難関、力技しかない組体操。
昨年の運動会終了とともに、筋力トレーニングをしてきました。
3学期の終わりには、組体操のDVDを昨年の5年生から譲ってもらい、力技の最終練習も積み重ねてきました。
進級して1カ月後から始まった組体操の練習。
不安で不安で、担任に練習風景を見学させてもらって、自宅でも練習させたいと伝えると、基本的な体力作りをしてくれているから、大丈夫です!と…
運動会で勇士を見て、お母さんの泣いている姿を私たちは見たい…って。
先生って一体^_^;
今までなら、本番に向けて練習を見ていただいて自宅でも…と言われるケースが多かったのに、今回はそれを拒否され、迎えた運動会。
どうせ出来ないだろうし、参加させてもらえないんだろうと…
ところが、ノエルは出来ない個所は自分なりに先生と工夫し、肩車も上に乗って両手をいっぱい広げバランスをとり、連続技でそのまな土台のお友達の太ももに乗ってバランスをとっていました。(介助はもちろんあります)
何より私が号泣してしまったのは、両足をヨツバイになったお友達の背中に乗せ、両手で身体を支える手押し車を、ドヤ顔でやりぬけた時。
上肢・下肢の麻痺を持っているので、支える力などないに等しいノエルが、笑顔でやっている姿は最高でした。
たくさんの人に支えられ、低学年を知る移動された先生や介助の方々を前に、僕やっているよ!と麻痺があってもやれば出来るんだよ!と伝えてくれました。
写真はボスが撮っているので、またいつかアップしますが、とりあえず…
運動会がんばったぁ!!
…で、母さんは泣き疲れて今は倒れています