やりきった林間学校 | mimiの愉快な毎日

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2001年生まれの三つ子。出産時のトラブルで脳性麻痺による脳原性運動機能障害の男の子と元気な女の子2人の子育て記録。

金曜日、ノエルは帰宅してきました。

何もなかったかと言ったらウソになるので、正直に書くことにします。

書くことで、私がノエルと向き合えて、ノエルの障がいを受け入れなければいけないので…


林間学校へ行っていた期間、学校からは連絡がなく本当に良かったと思っていました。

アリスとサラの学校が、いつもより早く終わったので、ノエルのお迎えを3人で行きました。

丁度私達が到着するころ、ノエルの乗ったバスも到着。

そこで見た光景は、バスの階段を下りることが出来ず、腰ぬけになっていたノエルの姿が…

すぐにそばによって、ノエルを支えたかったけど、学校に到着して引き渡されるまでは林間学校。

その様子に、私はもちろんアリスとサラは言葉なく、涙をグッとこらえて現実を受け止めるよう見守っていました。


 ノエルにとっての障がいは”脳性まひによる脳原性運動機能障害”。

3日間のスケジュールは、想像よりも困難で大変だったんだと思います。

山登りも歩き切り、本当に楽しんできたようですが、体力は限界だったみたいです。

まさにフラフラ。

周りのお友達は、元気に歩いてしっかりと荷物を持っているのに、ノエルはそこに立っているのだけで辛い。

それでも、閉会式は絶対に座ることなく、踏ん張って校長先生の話し、看護師さんの話し、付き添ってくれたボランティアさんの話しと、泣き叫ぶわけでもなく、ただじっと耳を傾け話を聞いていました。


その間、私はどうすべきか、後1年頑張って卒業をさせるべきか、今年度いっぱいで学校を変え来年から支援校で頑張らせるか考えました。

でも、結論はでません。

慌てて出すことでもないし、3日間の状態を先生方から聞いていないので、どうすべきかは話し合いの場を持って決めることにしました。


 ノエルは今回の状態を話し、学校を変えることが良いのではと伝えると、×とサインを出して現在の学校で卒業したいと希望しています。

来年は林間学校の他に修学旅行もあり、今以上に忙しく体力を消耗する事を思うと、これ以上学校に無理は言えないと思う私です。


足は引きずっているけど、今日も元気に登校していきました!