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平成29年2月18日 土曜日


処置が終わり
そのまま色んな検査へ
その後 部屋に戻ってきたけど
個室になった
そして沢山の点滴に繋がれた
ドブポンAとBが
沢山の量が流され始めた
Aラインも手首から入っていた

夕方 旦那 子供達 お義母さんが
部屋に来てくれた
二男は寝ていたけど
長男は起きていて
産まれたばかりの赤ちゃんを
可愛いと言いながら
いっぱいに抱っこしていた

もちろん、亡くなっている事は
子供達は知らない

今日は赤ちゃんと部屋で
過ごしていいよ、と看護師さんに言われ
同じくベットで
過ごさせてもらった

赤ちゃんを可愛がる長男を見て
申し訳なさで
泣けてきた

赤ちゃんを 私も
いっぱい抱きしめたかったけど
自分の体調が悪すぎて
起き上がれないし
顔を横にして
腕枕で抱きしめる事しか出来なかった

それでも めいいっぱい
抱きしめた

翌日には火葬されてしまうから
少しでも長く一緒に
過ごしたかったけど
私の体調が悪すぎて
夜には看護師さんに
赤ちゃんを渡した
それが最後の別れ…

二男は 赤ちゃんを
抱く事は出来なかったけど
家族に見守られて
送り出されたから
幸せだった…かな…

赤ちゃんの名前は
産まれる前から決めていて
星と書いて『あかり』と読む
名前に決めていた

本当に星になっちゃったね

今になって思う
もっと あの時
いっぱい抱きしめてあげれば良かった
苦しかったけど
起き上がって
ぎゅっと優しく
抱きしめてあげれば良かった
後悔しても遅いのに…