【検査結果】 逆転の女王(マルク2回目) 後編 | 白血球が増えちゃった 白血病(CML急性転化)→骨髄移植

白血球が増えちゃった 白血病(CML急性転化)→骨髄移植

慢性骨髄性白血病(CML)闘病記
グリベック→スプリセル→タシグナ→ボシュリフ服用。
2015年 骨髄性急性転化。骨髄移植しました。



骨髄検査のため案内されたのは処置室。



まずは血圧をはかる 

「脈拍99」と出て 100%緊張の影響だと我絶賛する。





先生が登場。

質問をする。




「どれぐらいで終わるの?」


「引ければ10分」




「引ける」「引けない」という駆け引きが出るのは ありえない会話。





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遂にマルクのスタート。




「じゃ これから麻酔するよ♪」





「この麻酔が痛いんだよね~♪♪♪」




恐怖の上乗せありがとう。






そして麻酔IN



いたいいたいいいた





「・・・・・」

「処置室は他の患者さんいるのに痛いって叫んでいいわけ?」





「そうだね~」





「痛くても耐えろ♪」







そしてマルク開始、

グリグリきました。





「あれ?痛くない」





「だろ?」





「全然痛くない!!」





違う言葉で叫んでしまった。







そして先生から↓こんなことを言われた





「引けてる・・・」





骨髄が引けているのと引けていないのは 大きな違いの体感です。


たとえるならば 

コップに入ったジュースをストローでズルズル飲めている感覚と

ジュースも入ってないのに ストローで吸いこむ状態。


これならマルクが恐くないです。









1時間の安静後、再び診察室へ。







入った瞬間「逆転の女王」って言われた

言葉に印象に残っていたので コレを題名にしました。



何故「逆転の女王」なのかは採血結果。

わずか1日で白血球が下がっている。

「おおおおすげい」と言ったら



「でもブラストは存在する。だから無理するな」






【検査結果】


骨髄芽球 6%

骨髄球 4%


LDH 352




66項目の検査結果を見た後に 先生の顔を見る。






「・・・・・」




「・・・・・」




「・・・・・」






「○○先生は?」




(´・ω・`)





無意識に担当医の名前を出していた。






マルクの結果で 今後の治療法が決まります。


それまでは 何も変わらぬ生活を送ります。








マルクが終わって 安静時間であった1時間。

誰もいない場所で無意識にポロッと涙が出てました。




白血球が更に増えていたらどうしよう。


ブラストが更に増えていたらどうしよう。



気持ちが悪いように悪いように向かってました。





同じ白血病の仲間ならわかってもらえると思うけど


ブラストと言うのはそれだけ強烈な相手。

一度消えたものが また出てくるというのが どれだけキツイものか。





ひとまず ブラストの増加が無かったので 開放。

前回のマルクを思い出して 克服記念のモスバーガー。



気落ちで食欲なんか無い。無理矢理つめる。




こんなネガティブさに反省をして寝る。


今日はいつもの自分。




この調子で。