骨髄検査のため案内されたのは処置室。
まずは血圧をはかる
「脈拍99」と出て 100%緊張の影響だと我絶賛する。
先生が登場。
質問をする。
「どれぐらいで終わるの?」
「引ければ10分」
「引ける」「引けない」という駆け引きが出るのは ありえない会話。
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遂にマルクのスタート。
「じゃ これから麻酔するよ♪」
「この麻酔が痛いんだよね~♪♪♪」
恐怖の上乗せありがとう。
そして麻酔IN
いたいいたいいいた
「・・・・・」
「処置室は他の患者さんいるのに痛いって叫んでいいわけ?」
「そうだね~」
「痛くても耐えろ♪」
そしてマルク開始、
グリグリきました。
「あれ?痛くない」
「だろ?」
「全然痛くない!!」
違う言葉で叫んでしまった。
そして先生から↓こんなことを言われた
「引けてる・・・」
骨髄が引けているのと引けていないのは 大きな違いの体感です。
たとえるならば
コップに入ったジュースをストローでズルズル飲めている感覚と
ジュースも入ってないのに ストローで吸いこむ状態。
これならマルクが恐くないです。
1時間の安静後、再び診察室へ。
入った瞬間「逆転の女王」って言われた
言葉に印象に残っていたので コレを題名にしました。
何故「逆転の女王」なのかは採血結果。
わずか1日で白血球が下がっている。
「おおおおすげい」と言ったら
「でもブラストは存在する。だから無理するな」
【検査結果】
骨髄芽球 6%
骨髄球 4%
LDH 352
66項目の検査結果を見た後に 先生の顔を見る。
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「○○先生は?」
(´・ω・`)
無意識に担当医の名前を出していた。
マルクの結果で 今後の治療法が決まります。
それまでは 何も変わらぬ生活を送ります。
マルクが終わって 安静時間であった1時間。
誰もいない場所で無意識にポロッと涙が出てました。
白血球が更に増えていたらどうしよう。
ブラストが更に増えていたらどうしよう。
気持ちが悪いように悪いように向かってました。
同じ白血病の仲間ならわかってもらえると思うけど
ブラストと言うのはそれだけ強烈な相手。
一度消えたものが また出てくるというのが どれだけキツイものか。
ひとまず ブラストの増加が無かったので 開放。
前回のマルクを思い出して 克服記念のモスバーガー。
気落ちで食欲なんか無い。無理矢理つめる。
こんなネガティブさに反省をして寝る。
今日はいつもの自分。
この調子で。