Happy Life♡...*゜

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*アニメ、声優さん、おしゃれ*
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人生いつ何が起きても不思議じゃない。

みんなテレビとか本で耳にする
この『ワード』にわかってはいるけど、

それが本当におとずれた時
後悔しない人なんているのかな。




先日、
これまで生きてきた人生で一番
と言ってもいいほどの出来事が起きた。


7月8日 木曜日
残業終わりだったから帰りが少し遅く
21時過ぎに家に帰宅。
最近たるんでいたYouTubeの宅トレを
珍しくしていた。

そんな時、父が帰ってきて
その様子を見ながらこバカにされた。
それはいつもの事で、わたしも負けじと
悪態をついて言い返す。
ちょっと変わっているが、
それがコミュニケーションであったし
わたしにとって不快ではなかった。

それが終わったらケンミンSHOWを横目に
わたしはお風呂へ向かった。

しばらくして出てくると
父はうつ伏せで枕を抱え、リビングで寝ていた。
母に聞くと 胸元が痛いからなんだって
と答えた。

父は仕事柄車に乗ることが多くハードなため
肩こりでよく接骨院に通っていた。

またいつもの筋肉痛か、
そう思って湿布でも貼りなよと口を出した。
湿布も貼ったし、痛み止めも飲んだらしい。

そうするとまたいつの間にか
自分のベッドへ戻って行った。

そのうち身体の痛みが引かないらしく
またリビングに戻り
人をダメにするソファに寄りかかっていた。
その方が楽になるらしい。

わたしも5時半すぎ起きで朝が早い。
もう寝なきゃいけない時間だった。
0時頃寝たと思う。



ようやく寝付けた頃だろうか
変な声がする。
徐々に目が覚めると唸ってる声が聞こえる。
急いでリビングに出ていくとその声の主は

父だった。


父はよくうなされるし、
金縛りにもあう人なので、初めは驚かなかった。
しかし、そこで起こしに行った母に
応える様子はない。
いつもなら目を覚ましてまたすやすや寝るのに。

目が開かない。
たまに唸って、
無呼吸のような事をしている。
呼吸もしてないように見えた。

これはただ事ではない。


わたしは救急車呼んだ方がいいかなと
言ったら、母が うん と答えたので119した。

(7月9日 0時28分)
咄嗟のことで、119という簡単なダイヤルも
2度間違えた。
住所を聞かれた時も上手く言えない。
とりあえず早く…早く来てほしい。
そんな事しか考えられない。

電話に出てくれた救急隊の人は
至って冷静であった。

住所を先に答えて、準備してくれながら
症状を聞かれ、心臓マッサージのやり方を
スマホをスピーカーにして説明してくれた。

その前にわたしは自宅が3階なので
シャッターを開けに行ったりしたから
患者から離れないでと注意された。
通話してる人と別の人に頼むべき
だったらしい。

母は必死に声をかけ、
兄と姉が心臓マッサージを臆せずやってくれた。
特に介護経験のある姉はすごい活躍だった。


それから消防隊が来てくれたのは
通話からおよそ5分すぎほど。

5.6人でリビングに入り、
父を見てすぐAEDをやりますと言われた。
電気ショックを当てられるは怖くて見てられず、わたしは目を伏せた。


その間手際よく搬送先の病院へ電話してくれ
すぐに受け入れられるとのことで、
母は救急車に同乗、わたしたち兄妹は兄の車で父が乗ってる救急車を追いかけた。

どうか、どうか助かって…。

ほぼ一本道の病院が嫌に長く感じた。



病院に着いたら、
とりあえず息は自分でしていると教えてくれそのまま奥へと消えていった。

わたしたちは受付へ向かった。
このご時世なので、緊急で入ってもなかなか
入口から先に進ませてくれないし、
意外と夜間の時間でも混んでいた。

少し待って廊下のベンチに入れた。
30分は待ちぼうけしてたと思う。

涙が止まらない。

待ってる間、徐々に
意地っ張りでプライドが高くて、一人で何でもやろうとする父の思うところを各々ぶつけはじめた。

しかし、わたしがそれに参加出来なかったのは、自分で言うのもなんだが、末っ子で可愛がられていたからだ。

朝早いわたしに合わせて起きて駅まで送ってくれて、夜仕事が無い時は迎えにも来てくれた。
仕事の都合上すれ違いの生活で、さらに最近彼氏もできたので、土日も会える機会が減ってきてしまっていた。
朝しか会えないから。
とよく母にこぼしていたらしい。

本当に無理をさせてしまった。
親ばかにだと知りながら、わたしも親離れできず甘えてしまった。

思えば身体の症状も前から訴えていたし、
筋肉痛だと思っていたけど、
もっと早くに病院に連れて行かせておけば…
自分を責める事しかでてこない。


しばらくして白衣の上から青いビニールで
包まれた先生が急いできて
今から緊急手術になる。
じゃないと助からない。
同意書にサインしてください。
もちろん言われるがまま、わたしたちは承諾し、
母はサインした。


原因は
『急性心筋梗塞』
であった。