部屋に案内された私は頭が真っ白でした
初孫を楽しみにしている両親
初ひ孫を楽しみにしている祖母
男の孫は初めてだと嬉しそうにしていた義母
友達や親戚や妊娠を機に退職した職場の上司
思わぬ出来事に出産を楽しみにしている
全ての人たちになんと告げれば良いのかと
私は出産育児に暫く専念するために
仕事まで辞めてしまったのに
これからどうすればいいのかと
それしか考えれなかったです。
1週間前に主人とマタニティフォトを撮影したばかりなのに。
3日前には母と西松屋で出産までの足らずの買い物を済ませたところでした。
前日には退職した職場の上司や義母に会い、順調だと報告したばかり。
兎に角、わけもわからず主人と沈黙が続きました。
とりあえず、母に知らせないと。
すぐに母に電話をかけました。
病院に電話したのが6時。
到着したのが7時。
母に電話をかけたのが8時。
幸いにも仕事へ出かける直前だったので
直ぐに両親が病院へ駆けつけてくれました。
