その後主人から電話があり仕事は休んだ、家から持って行くものは何が必要なのか聞かれました

私は今まで主人が泣いている姿を見たことがありません

電話先の向こうですごく泣いたあとの声が響いてきて

思わず私が泣くと主人まで悲しくなる

と思ってしまい、どうしたの?大丈夫?と

心にもないことを言ってしまいました。

同じ親の立場として子供を突然亡くして

大丈夫なわけないのに...


義母にも伝えたから今から一緒に行くと

そう言われました


暫くすると母が戻ってしてその後主人と義母も病室へ駆けつけてくれました



最後に両家が会ったのは8月末に行った入籍前の顔合わせの時でした

まさか2度目がこんな悲しい内容で会うことになるなんてなんて親不孝な...

私はとても申し訳なく思いました


その後部屋へ昼食が運ばれて来ました

全く食欲もなく、食べる気力がありませんでした



ただ家族たちも何も朝から食べていないと思ったので

主人と義母にお昼を食べて来てもらうことに

父はその日夜勤があったので帰ってもらうことにしました


母と二人きりになり、ようやく落ち着きを取り戻した私は

おむすびを二つ口に頬張りました

入院前から美味しいと評判で楽しみにしていた病院食を、これだけ食べたくないと思ったのは初めてです。


昨日の健診でもらったエコーの様子を録画しているCD-Rを病室で母と見ることにしました

再度確認してもやはり、昨日はあんまり動いてなかったのかなあと

そう感じてしまうほど、主治医はなぜ昨日観た時には異変が分からなかったのかな?という疑問だけが残りました。