普段はあんっまり本を読まないわたし。
でも大阪に来てから移植待機生活が始まり、ちょくちょく読みだして、中でもすごく心に残ってる本
「アントキノイノチ」
生きることと
命について深く考えました。
主人公が、遺品整理人の仕事を通して、生きること。命の尊さを知っていくお話です。
ひとりひとりにある命。それはかけがえのない 尊い命で
その物語にも描かれてるけど
人の命には、
その人ひとりひとりの それまでの かけがえのない思い出や人との出会い、出来事がギッシリ詰まった大事な大事な人生がある、それが 一瞬にして奪われたり、なくなるということの
悔しさ。
言葉にできないはかなさ。
とても命は尊い。ということ。
私自身も、考えた自分の命
九州の救命センターで心肺停止になったとき一命をとりとめた時のいのち、みんなが助けてくれた時のいのち、
生と死の間で色んな人に支えられながらストレッチャーで大阪に来た時あの新幹線の中での命、
そして、私が生まれてから家族や友達と過ごし、いろいろなことがあった今までの、 命。
楽しかった日にも辛かった日にも、全部に
「あのとき」の命があった☆
今 生きてる。 て改めて感じました。
それに、…主人公が、辛く色んなことがあった中でも、生き抜いて、そして今がある
これからも色んなことが起きるであろう人生の途中で、今、ちゃんとこの命がある、今生きてることを実感した時に、どんなに辛い過去があろうとも、あなたにも、私にも「ひとつの命」があって、それに今感謝をしてお互いの人生を生きよう。たとえ別々の道を歩いても遠く離れててもあなたは私の人生で出会ったかけがえのない人☆
という意味で今まで出会った人たちに向けて叫ぶ
「元気ですかー!!」のシーン。
(映画と本では演出は違うけど)
遺品を整理する中でも、亡くなった方の今まで生きてきた証や、そしてひとりひとりの人生のエピソードで、命の大切さの重みがズシッと伝わるんですが、最後の「元気ですかー」その一言にも、著者の方が伝えたい思いがギッシリ詰まってるなぁ。って思いました
今遠く離れてても、お互い自分の命でこの人生を生きてる、命にありがとう とか
生きてること、素晴らしい
…
、それをこの「元気ですかー!」は、一言で現してるみたいでこのシーンも色んなこと考えました。
でも1番は、大事な人の顔がいっぱいいっぱい浮かんだ。
私自身も今、 家族や友達と離れてるから余計に
今、繋がりがある人たちだけじゃなく、
今までほんの一瞬でも私と出会ってくれて関わってくれた人たちにも、みーんなへ
言いたくなりました
「元気ですかー!」って。
そして、みんなが今、
元気で生きていてくれることが
1番だ。と思う。
勝手に読書感想文~ちょと今、思ったことを 今!ちゃんと書いておこ~う。
と思いました
映画(DVD)も見てみたいな~。
「一生懸命生きてた、アントキ」
「今も一生懸命」て人生振り返った時思えるようになってたい。