長女陣痛前の夜の
長女のスペースの図。
「鎌倉殿の13人」のDVDを陣痛前まで見ていた。

私も一緒に見ていたが
「鎌倉殿の13人」は
面白かったな〜
としみじみ思う。

今の大河「光る君へ」
は実につまらない。←個人的感想です

ただ、

今回の大河のおかげで
「あさきゆめみし」
を再読しよう!
という気にしてくれたことには感謝。

先ほど再読、読了。


「らじる☆らじる」で 
源氏物語の魅力(13)
を視聴してみた。


なるほど、

源氏が最も愛した紫上が、
実は主人公だったのではないか、
という林望氏の読み取りには共感。


しかし、

林氏の言うように、

紫上の人生が
果たして幸せであったのか?
それはいささか疑問に思う。

私がもし紫上だったら、
彼女が望んだように出家しただろう。
幸せな人生だったとは思えないだろう。

若い時読んだ時とは違う感慨。 


賢く聡明な故に実は不幸だった。
自分の気持ちに正直に振る舞うことをしなかった。
我慢の連続。
賢く振る舞ったので、
誰からもこれ以上ない素晴らしくて最高の女性として尊敬された。
でも 
それが女性として幸せなことだったのだろうか。

深い物語だった。

ドナルド・キーンが 
源氏物語の虜になった理由の一端が
今ならわかる。
って
「源氏物語」の原文
読んでないし。←笑

わかった気になるな、私。

最後は涙、の物語。 

光源氏が哀れ過ぎる。
情けなさ過ぎる。

人間ってやつは。
なんて愚かで悲しい生き物なのだろうか。 
 
こんな物語を書く紫式部が
今大河で描かれているキャラのイメージと違い過ぎる。←個人的感想です

幸せとは?

としみじみ考えさせてくれる物語。

源氏物語の結末に涙。
そんな自分に、
ずいぶん長い人生を
過ごして来たものだな~
色々な経験をして来た、
と感慨に耽る。←笑笑

ま、
大河は別腹として見る(笑)

今日も新しい発見のある
良い一日だった。
感謝、感謝。