オリンパスイメージングと松下電器

フォーサーズシステム規格の拡張規格

「マイクロフォーサーズシステム規格」を策定


http://www.olympus.co.jp/jp/news/2008b/nr080805fourthirdsj.cfm

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/08/05/8979.html


既存のフォーサーズ規格のフランジバックを約50%短縮

ボディ・レンズをより小型化。

軽量小型なレンズ交換式デジタルカメラを実現させる。

ミラーレスシステムになる。(ライブビュー専用規格)


既存のフォーサーズとの主な違いは

・フランジバックを約50%短縮(既存約40mm→約20mm)

・マウント外形を約6mm縮小

・マウント電気接点数を9点から11点に増加


撮像素子の対角長および素子サイズは、フォーサーズ規格と共通。

既存のフォーサーズレンズもマウントアダプター経由で装着可能。


フランジバック(マウントと撮像素子との間隔)の短縮およびミラーを使わないということは、

レンズ設計的に後玉が出っ張ってる広角レンズを使用することが出来るため、

広角レンズの小型化や画質の向上が期待できる。

レンジファインダーカメラの広角レンズ(ライカ等の広角レンズ)の小ささを想像すれば分かるだろう。


マウント外形も小さくなるので、レンズの大きさ自体も小さくなる。

フォーサーズは素子のサイズの割にマウントが大きくレンズも大きかったので、

余裕のある画質のいいレンズが多かったが、マイクロフォーサーズはマウントを小さくして、

余裕はなくなるが、素子の大きさに対してバランスのいいレンズの大きさになったという感じだろうか。


マウント電気接点数の増加は、コントラストAF等のミラーを使わないでAFするためや、

今後の技術革新によってレンズ側からのAF情報等が増加することも考えられるからだろう。


この規格は単純に一眼レフカメラがライブビューカメラになると言うことだけでなく、

レンジファインダーカメラが出る可能性もなくはないのかもしれない。

オリンパスやパナソニックは出さないかもしれないが、コシナさんあたりやって欲しいですね(笑


オリンパスやパナソニックのカメラでもMFあわせなら

ライカのMマウントもアダプターでMFなら取り付け可能なんてことになるんでしょうかね(笑

ライカMは27.8mmなので付きますね。そしたら楽しいなぁ。

(約20mmよりフランジが長いレンズは原理上は取り付け可能ということ)

けど焦点距離が倍になるのが惜しいところだ。。。


しっかしCマウントのフランジバックは17.5mmなので惜しかったなぁ。。。

Cマウントのアンジェニューなんて安くごろごろしてるのになぁ(笑


あとこのカメラに期待するところは、

個人的にはシャッター音や動作音が無音に近いカメラになって欲しい。

ミラーがないライブビューカメラなので出来るはず。


あとは動画撮影ですね。

レンズ交換式ビデオカメラにも簡単に応用できるはず。

パナソニックがレンズ交換式ビデオカメラだしそうだ。。。

動画&静止画のボーダレス化もすすむのかなー


まず最初は多分オリンパスが小型化の利点を生かしたカメラをフォトキナで発表して秋~冬頃だすんだろうな。

個人的には小型化したフラッグシップみたいなカメラがほしいが。

E-3は大きすぎるのでE-3マイクロみたいなのを希望(笑

もちろん無音撮影できるカメラ。


レンズ交換式DP-1みたいのも面白いが、どの程度小さくなるものなのかなー。


1~2ヶ月ぐらい前からライブビューのみの小型レンズ交換式カメラが出るという噂はあったが、

次のシャッター音を考慮しなきゃいけないライブ撮影が10月中旬なんだが、

発売は間に合わないだろうなぁ。。。


しかしこういう面白い規格はいいですね。

俺みたいなレンズマニアはフランジバックが約20mmというだけで、遊べそうだなと思ってしまう(苦笑

くちこみブログ集(ライフ)by Good↑or Bad↓ Olympus(オリンパス)デジタル一眼レフ