物欲魔人が今日も逝く~
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昨日、初台のオペラシティのギャラリーでやってる蜷川実花展を見てきた。

蜷川さんの写真はよく雑誌等にも取り上げられるし、伊兵衛賞取る前から知ってはいましたが、
写真展をみるのは初めて。写真集も見たことはなかったな。

蜷川さんといえばフィルムで作品を作ってるというのは良く知られてて、
フィルムはアグファの「ウルトラ」という非常に彩度の高い派手な発色のフィルムを好んで使ってるのは、
この会場に来てる写真好きならみんな知ってる有名な話ですね。

アグファフィルムは日本で今は一部でしか手に入らなくて、
しかもウルトラはもう手に入らないと思うんだが、これからどうするんだろうな?

俺はアグファのフィルムはあまり好みじゃなかったのでたまにしか使いませんでしたね。
アグファでは「ポートレート」っていうフィルムが好きだったけれど、
高いのでほとんど使わなかった。
ふわっとやわらかく、つるっとした質感の出るフィルムで好きだった。
「ウルトラ」は一度使おうと思いつつ結局一度も使わなかった。。。
原色が映えるフィルムなので、この日撮った下記の写真のクリスマスツリーとか面白かっただろうなぁ。。。

写真展の感想ですが、
なぜ見に行ったかといえば、最近の流行?若い人に受ける蜷川写真がどんなものなのかっていうのと、
色の鮮やかさをどんなもんかと見てみたかった。
俺は結構派手好きなので(笑

一通りみてみて、俺には特に強く印象に残るものはなかったんだが、
あまり俺は美術・芸術作品で印象に残るものないしなぁ・・・
俺は芸術的センスは基本的に持ち合わせてないので(笑

比較的初期のセルフポートレート写真だったりのころの写真を久々にこの日拝見したが、
昔見たときは、なんだこりゃって思ったんだが、
久々にみると、どぎつい色ばかりの写真と違って新鮮に見えるもんだな。

後半の芸能人の写真ばかりならべてるのは、うーんって感じだが。
人寄せにはいいのかもしれないが。。。
一部の人の写真だけ載せるっていうのも難しいからああいう展示なのかなぁ?

代表的・印象的なのを大きなサイズでいくつかのせたほうが、
展示としてはいいと思うんだが。。。

前半の花の色鮮やかなのは、色は新鮮で華やかでいいけど、
あとに残らないってかんじはするな。

まぁ個人的な印象です。
中年オヤジにはわかりにくい世界なんだろうなぁ。

先日キヤノンが主催してる写真新世紀の展示も見てきたりはしたんだが、
ほんと最近の写真はオジサンにはよくわからない(笑


下記の写真は、帰りにオペラシティのツリーをコンデジで撮ってきた。

物欲魔人が今日も逝く~

物欲魔人が今日も逝く~

物欲魔人が今日も逝く~

Panasonic LUMIX DMC-FX100
DC VARIO-ELMARIT 1:2.8-5.6/6.0-21.4 ASPH.
Adobe Lightroom2にてグリグリ補正

蜷川風にしようかと思ったんだがあきらめた(笑
Photoshop使えばできたかもしれないが、眠くなってきた(笑
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