会場の、受付時間を聞くだけで




「担当でないと分かりかねます」



とあしらわれ、





「受付時間について、責任ある答えが出来る人を、出せ」



と言えば



「少々お待ちください」


と言ったまま、






20分放置

された我ら。







でも、下手なコト言って


本番に嫌がらせされても困るし・…


と悶々しながら、弱気な我ら。






そんな我らの前に現れたのは、

「マネージャー」を名乗る男。



が、


名刺は出さず。





もう、

そんなことを気にするのも無駄に思えて


「付箋の時間が間違っていた」こと

「担当から、直接の連絡がなく困っている」こと

「一刻も早く訂正の連絡したいので、正確な受付時間を教えて欲しい」こと


を説明。




自称マネージャーさん、頷きながら答える。


「この会場は12時挙式ですね?


 では



 11時45分でいい











 と思いますよ」






【と、思います】 


って何じゃーーーーーー!!!



「です」で〆ろ!!







ここまで来ると、何だかもう…



悲しみ本線日本海 気分です。

頭の周りを 越冬つばめ が鳴いています。




「11時45分、と連絡していいんですね?」


と念押しすると



「ええ、


 と、思いますよ。

 担当に確認した方がいいかとは存じますが」






このホテルは

マネージャーすら、会場別受付時間に責任が持てないのか?

【チーフ】って何?


【マネージャー】ってなにぃぃ??






こんな場所で我らは…我らは





愛を誓うのか。


しくしく…。






が、…もう疲れたので


何かあったら金で解決しちゃる!
 覚えとけよ、ボケ!!




と腹で叫び


次の議題へ。



えぇ、金曜日に送りつけられてきた

担当からのファックスには



難癖が付けてあったのですよ。







それは、ワタシ達がパソコンで作った、



手作り席次表。





しかも、式の1週間前になって。




「これでは見づらいかと存じます」




もう、勝手に存じてくれ!!

存じる、存じる時、存じれば!!



わしゃ存ぜぬ!

【続く】