職種や業種によってもちろん違いますが、私は社員に「損して得とれ」と口をすっぱくして言っております。

商売って、利益を求めすぎても利益なんて生まれないと思う。
良く「社会に貢献する」と言うキャッチフレーズが大手企業のスローガンとしてあがっている事がありますが、私が言ってるのはそんな奇麗なものではなくて、もっと泥臭い「損して得とれ」です。

そうですね、簡単に言うと「恩」を売れって事かな。

まぁ、「勝ち組の総取り」になっている企業とかではない限り、世は不況。
不況だからこそ、利益を求めちゃいかんのですよ。
不況だからこそ、「恩」を売る。
それが、いつぞや「恩」となって帰ってくるもんだと私は思っております。
まぁ、実際にそんな事を多数経験してきました。

去年、今後絶対に付き合いたいと思ってたクライアントから仕事の依頼がきました。
要望を全てのむと、とても予算が合わない。
しかし、ウチの会社は総出をあげてそのプロジェクトを成功させました。
そのときの利益は、数千万の売上げに対して、ほんの数十万。
はっきり言って大損です。

しかし、「損して得とれ」商法。
その後、仕事を評価して頂きつつ、「恩」を売れた事で、莫大な売上げを我々にいただく事に成功したのです。

何でもそうだと思うんですよね。
前にも書きましたが、クライアントをどうしても付き合いたい女と思え!
なんて言いましたが、それも同じ事。
損してでも付き合いたいひとには投資するでしょ。損してでも。(下品ですみません。)

ね、損して得とれ商法は実在するのです。
さぁ、思いっきり損をして恩を売りましょう!

※当ブログを鵜呑みにして、失敗されても、当方は責任は負いかねますので、あらかじめご了承ください(笑)