先日、11月24日の日付が変わろうとする23時35分。
僕の愛猫、チョッパーが他界しました。
11歳と5ヶ月でした。


約2ヶ月前、調子悪そうなチョッパーを病院に連れて行った所、腎臓の「末期がん」診断されました。
「手の施しようが無い」と言われ、あまりにも突然過ぎて呆然とする日々を送ってました。

しかし、ツイッターでチョッパーの事を知った友人が、猫専門の病院「シュシュ」を紹介してくれ、改めて診断した所、多発性嚢胞腎というペルシャ猫やチンチラなどに多い病気と判明。
先天性の病気らしく、生まれたときから発病する猫も多く、発病してからはゆっくり進行するようなめんどくさい病気らしいです。


末期がんでは無かったものの危険である事には変わりなく、その時にしてあげられる事と言えば、毎日自宅で点滴を打ってあげる事と薬をあげる事といわれ、3日に一回、瑞枝まで足を運び、チョッパーに「ホルモン注射」を打ち、毎日自宅で朝晩点滴を打つという闘病生活が始まりました。

$人形町ではたらく社長のアメブロ



血液検査の結果も「生きてるのが不思議なくらいだ」と言われる程悪い状況であり、ごはんすら食べれないのでは?と言われてるのにも関わらず、毎日朝になれば、ご飯の催促をし、そして、ちゃんと毎日ご飯を食べ、食べては嘔吐し、それでも食べ、嫌な点滴も薬も我慢し、一生懸命生きようとしてました。


それから二ヶ月後。
僕の帰りを待っていたかのように、帰宅後1時間程でこの世を去りました。

僕が帰ってきて、顔を見た後、まだ生きようと立ち上がろうとするその姿を見て「もういいよ、チョッパー。もう頑張らなくていいよ!」と言ったその後に、ここ数日声も出なくなっていたのにも関わらず、最後の力を振り絞って「にゃー」と鳴きました。

「ありがとう」と言ってくれたのだと思っています。


最後は、本当に寝ているような顔で。
亡くなっても可愛いって罪だよ。チョッパー。


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(口の周りは、大好きだった鰹節ね)


チョッパーは、僕が24歳の時に下北沢に住みだした頃、西新宿のZOOというペットショップで買ったのをはっきり覚えています。
当時、なんだか超寂しくてねぇ。。。(笑



購入する事を決意してペットショップに行き、値段を見たところ愕然。
犬も猫もあまりにも高くて「あーあ、まったく手が出せないや」と凹んでいたところに、当時の店長が「血統書は無いですけど、とっても可愛い猫ちゃんがいますよ」と。

まだブリーダーの所にいると言われ、1時間程車の中で待ち、出会ったのがチョッパーでした。

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価格は5万円(笑)
出会ったときに「ウチ来るか?」って聞いたら「にゃー」と鳴いたのを覚えています。


それから、チョッパーとの生活が始まるのですが、いやはや。。。
あんまりケアしてあげれなかったなぁ、、、(泣

毛玉だらけだったし。
ぞうきんみたいな時もあったし(笑

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チョッパーが来てからというもの、ほんとは家にちゃんと帰る理由が欲しくて買ったのに、僕が鬼のように仕事が忙しくなり、全然帰れない日々も続き、寂しい思いもさせたなぁ、、、、。

でも、あり得ないぐらい忙しくなったのは、チョッパーが招き猫だったんでしょう。
それぐらい異常でした(笑


迷信かもしれないけど、なんだか僕は信じたいなぁ、、、。


チョッパーが招き猫だったって事を。



チョッパー。


どれだけ、君に励まされた事か。
どれだけ、君に笑わされた事か。
どれだけ、君に支えられた事か。
どれだけ、君に癒された事か。
どれだけ、君に教えられた事か。


この2ヶ月。
完治を信じ、一生懸命生きようとした君の精神力。
本当に考えされられたし、力になった。

そして、いっぱい針刺してごめんね。
痛かったろ?

一緒に歩いてきたこの怒濤の11年間。
深く胸に刻んで、これからも頑張っていきます。



チョッパー!!


本当にありがとう!!



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