経営者のブログを見てると、良く「次のステージへ」という言葉が聞こえてきます。
また「飛躍の年となった」も良く聞く言葉です。


解釈は色々あると思いますが、我が身に置き換えてみると、正に今年が「次のステージ」になる1年になると考えています。



今年の始めから、組織をぐるっと変えました。
ポイントは簡単。


「わかりやすく」です。


当社の事業は空間デザインが中心ではありますが、「運営」「演出」等に高いスキルを持っているのが当社の強みです。


その運営や演出といった業務を得意とする人材を、各部に散らばせる事で「空間プロデュース」という概念で事業を形成していましたが、これではクライアント側から見ても「何でも出来るのはわかるんだけど、わかりにくい」という言葉を多々頂き、組織をわかりやすく変えました。



空間デザインに強い人材は「空デ部門」。
イベントに強い人材は「イベント制作部門」。
施工等に強い人材は「空間制作部門」。


「最初からそうすれば良いじゃん」
とお叱りの言葉を受けそうですが、一昔は「何でも出来る」が業界の会社の大きなセールスポイントでした。
ですから、どの会社も「ゼネラリスト」を教育する事が事業発展の第一歩だった訳です。
また、中々人数が少ない状況では、その部門形成は中々出来ませんでした。

人を定期採用し、育成する、といったどうしても時間が掛かってしまうプロセスを乗り越えたからこそ、出来る事です。


時代は代わり「何でも屋」は自然淘汰され、やはり専門性が高い事業をしている会社の方が強くなってきている気がしています。




また、空間制作部門にも、大きな投資をするのも今年の大きなポイントです。
これも先に書いた「専門性」に付随する投資です。

間もなくリリースしますが、今年のキモかもしれません。




そんな「次のステージ」を今年は乗り越え「飛躍の年になった」と言いたいものです。