1997年、Appleの有名な「Think different」キャンペーン。
私が、Macに出会ったのもこの頃でした。
彼は本当に世界を変えた。

私が、最初に買ったMacはPowerBook2400。(1997年発売)
当時の先輩「さとひ」にバイクで連れられて、給料18万ぐらいしか無いのに、当時30万ぐらいしたこのMacを買った。安い奴はいっぱいあったんだけどね、あのCM見たから、他のパソコンがまったくカッコ良く見えなかった。

この瞬間、僕の人生が間違い無く変わった。

来る日も来る日も、Macをいじってた。
「手書きの見積りの方がはぇぇよ!」とか先輩から怒られながらも、意地になって見積をMacで作ってた。
あんなに小さい画面で、キャドをいじってた。


数年後、Appleと仕事をする機会に恵まれる訳だが、そこで得たものがもの凄く大きかった。
仕事は大変だったんだけど、Appleの仕事だ!と、とても誇りがあった。

それは、私だけではなく、関わっているスタッフ全員が「いい物をつくる」みたいな、拘りというか意地というか。
妥協せず、ギリギリまで改善する。
誰も諦めようとしない。
それは、末端のスタッフまでみんなそうだった。

そしてみんな「誇らしい」顔だった。

そのマインドが、間違い無くジールの基盤にもなったし、8年間続けてこれた最大の理由かもしれません。

スティーブを見たのは2度あります。
スティーブ見たさに渡米した2000年のWWDC。
スティーブが出てくる時、憧れの歌手が出てくるような、ドキドキがあった。

優作も言っていた、MacWorld2003の時に優作が会場でスティーブとぶつかりそうになった時(笑
マジでびびった。気をつけろよ!って怒った。



実は昨日、、、、、。
ウチの山崎くんと話をしていて、ひょんな事からスティーブの話になり、「Think different」キャンペーンと映像と、スタンフォード大学での伝説のスピーチを二人で見て、語り合っていたりする。
これまたスティーブのパワーか。


私だけでなく、何億という人の人生を変えた、スティーブ。
こんなに悲しいのは、久しぶりです。

本当にありがとう、と言いたい。