突然『お休みする』宣言! #5 あの手紙のステキな真相 | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

交流学級の子どもたちの手紙を読んで感激したわたしは、

学校に電話をかけて、交流学級の先生とお話しをしました。


手紙のお礼を言ったら、先生がクラスの子どもたちが

あの手紙を書いた経緯を話して下さいました。



『実はあの手紙、子どもたちがどうしても書きたい。

 と言って、自主的に書いたものなんです。

わたしは書きなさい。なんて一言も言っていないんです』


…と、先生の口からは意外な言葉が出てきました。



チョロちゃんが学校を休んだ木曜日の5時間目。

他にも同じ事をされた。と先生に話した子がいたので、

先生はクラス子どもたちに、

『ボール当てや鬼ごっこで、一人をねらうのは よくない

…と、いう話をしたそうです。


それから、

『あのさ、今日はチョロちゃんお休みしてるでしょう?

 チョロちゃんも“チョロちゃんをねらえ”って、

言われたのが 嫌だったんだって。

 

と、説明されたそうです。



そうしたら、子どもたちが

『チョロちゃんに手紙を書きたい!』

とか、

『チョロちゃんに謝りたい!』

と自主的に言ってくれたのだとか…

その反応に先生も驚かれたそうです。


手紙用の紙を捜したけれど、一枚しかなかったので、

チョロちゃんに手紙を書くための紙がないと言ったら、


『今から チョロちゃんのお家に行きたい!』


『チョロちゃんは今日、みんなに会いたくなくて、

 学校をお休みしているし、

 突然、みんなでお家に行ったらビックリしてしまうから、

 チョロちゃんのお家に行くのはやめた方がいいと思う』


『手紙を書きたいから、紙を印刷して下さい』


…というやり取りになったそうです。


それで先生は慌てて手紙用の紙を30人分用意して、

みんなが手紙を書いてくれる事になったとか。



この話を聞くまでは、先生が子どもたちに

手紙を書くように指導したのだと思っていました。



だから、みんなが自主的にそんな風に感じて、

あんなにステキな内容の手紙を書いてくれたなんて、

本当に嬉しかったし、とても驚きました。



クラスの子どもたちはきっと、学校だけでなく、

お家でも家族に愛され大切に育てられているだな~って、

そんな風に感じました。



この話を聞いて、この手紙の温かさがより一層深まりました。



子どもたちが今の優しく素直な気持ちを忘れずに、

ずっとずっと育ってくれたら、ステキなオトナになるだろう。

…と、思いました。


みんながこうして育っていったら、

いじめの問題なんて縁のない日本になるのにな…。



チョロちゃんは今日も元気に登校しました。


チョロちゃん自身が身につけなくてはならないスキルは

まだまだたくさんありますが、

温かく見守ってくれる先生方が学校にたくさんいます。

そして一緒に育ってくれる、可愛い子どもたちも…。



それでもわたしは、

ずっとチョロちゃんの一番の理解者でいたいと思っています。



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