特別支援教育も様々 | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

特別支援教育とかインクルーシブとか合理的配慮とか、

聞いた事があっても実際の学校でどこまでしてくれるのか?

…と不安に思っている方も少なくないでしょう。

 

地域性だけでなく、その学校の校長先生の考え方や意識の高さで

取り組み方に大きな違いがあると思っています。

但し、どんなに理解があって意識の高い校長先生がいても予算と

いうものがありますから、合理的配慮にも限界があります。

 

特別支援学級についても、障害種別に幾つかありますが特別支援学級一つについて定員があり、例えば児童・生徒が一人でも特別支援学級があればその為の教室と先生が必要になります。

 

特別支援学級が3つあれば教室も3つ先生も三人必要です。

少子化で空き教室が増えたので使える教室があっても、先生が

いなければ特別支援学級は増えません。

 

特別支援学級の担任は特別な資格や知識・経験が全くなくても

(普通の教員免許があれば誰でも)なれるので、4月から初めて

特別支援学級の先生になりました。という担任が受け持つ事も

あり得ます。

 

どの位の頻度で交流学級で授業が受けられるのか?に関しても、

学校によってかなり違うと思います。

それは例えば在籍している児童・生徒が多くて、担任や支援員が付き添えない場合やその他の理由で交流学級で授業を受ける事が

難しい環境の時、学習保障をどこまでしてくれるか?についても

大きな違いがあるので、お子さんが通っている(通う予定の)

学校に確認して、実情を把握する事は大切だと思います。

 

小学校に6年間通ったからといって、交流学級(普通クラス)の子ども達と同じ内容の授業を受けた。という事ではなくて、必ずしも中学生になった時に同じ学力があるとは限りません。

 

特別支援学級に在籍していて、学年が変わる時や就学に合わせて普通クラスに変わる事を希望したとして、周りの子と学習面での大きな違いが出ていては、現実的には難しいでしょう。

 

学年が上がる毎に授業内容は確実に難しくなります。

普通学級に在籍している子ども達の中には、学年が上がってから

何らかの気づきがあって発達障害と診断される事もあります。

 

学習障害と診断されるのは大抵の場合、小学校に上がってからで

通級指導教室という特別支援教育(学級)を受けている子もいる

でしょう。

 

特別支援学級がない学校もあるので、就学前から見学等の準備期間が必要になります。

    

特別支援学級に在籍していなくても、合理的配慮は頼めますが、

これも学校や先生の考え方や意識はまちまちなので、期待通りの

配慮(理解)が受けられる保証はありません。

 

特別支援教育は個々の必要に合わせた教育ですが、そうできない学校の方が圧倒的に多いと思います。

 

 

 

 

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