練餌についての質問をよく受けるので、私の使用している物を紹介します。


科学飼料研究所から直接仕入れています。
水の中で溶け出すスピードが非常に遅く、崩れる事がありません。結果水を汚しづらいのが特徴です。
添加物として、尾張りを強くする為にカニガラの粉末を入れています(1割~)。
他、オーロラを混ぜる事もありますし、季節や与える時期によって配合を変えています。
原材料は全て国産品です。カニガラは人が食べても安心な品。
一応拘りの品なのです。(笑



●使用方法

一回の給餌分を容器に取り、適量の飼育水を入れます。
芭音蝶尾のブログ-水を加える

スプーンか何かで、水分をザックリ混ぜます。ぱさぱさな感じに。
芭音蝶尾のブログ-ザックリまぜる

練り。良く練るのがポイントで、粘りが出るまで力強く練ります。
芭音蝶尾のブログ-固練り(もう少し水を加えたほうが良い)

練りあがると、弾力があってゴムみたいになります。
結構伸びて面白い物体です^^
これを適量あげます。

※私はこのようにペレット状にしてあげます。
芭音蝶尾のブログ-ペレット状




●一番気になる、「効果はどうなの?」という話。

悪くは無いです。体を作るのには非常に良いと思います。
感覚的にはペレットの増体用と同等以上だと思います。
全替水・朝のみ練餌の環境では綺麗に成長しました。
ちなみに琉金体型である蝶尾は転覆しやすい(私の育て方が下手なのですが^^;)のですが、練餌を与えている方が転覆しづらい気がします。

消化に良い→フンを直ぐする→汚れる
このサイクルをカバーしないといけません。
通常、練餌のみ与えるのでは水が持ちません。
井戸水などを常に流しているなら別ですが。。。

普通のペレットよりは確実に水が汚れますし、めんどくさがりには向きません。
時間が経つと練った意味が無くなりボロボロになってしまいますので、必ず使用分だけ練らないといけません。
なれると数分で出来ますし、結構楽しいものなのですがね^^

※高蛋白・低脂肪な餌です。細かい成分含有率はナイショです(笑






●おまけ

乾燥させることにより、オリジナルのペレットを作る事が可能です。粒にする方法は企業秘密!
私は基本的に薬を使用しませんが、練餌に薬を混ぜる事も出来るのでなにかと便利。。。かもしれません。
芭音蝶尾のブログ-自作エサ

こんな風に保存しています。
アルミスタンドパックに入れて、シーラーで口を閉じて酸素をシャットアウト。
芭音蝶尾のブログ-ちゃんとシールしてます

直ぐに使用しない分は冷蔵庫で保管です。
・・・実際は注文する量が多いので殆ど捨てちゃうんですが^^;勿体無い話です。
もしご入用の方がいましたら、仰って下さい。