こんにちは。

フォトセラピスト 中野さちえです。
 
 
 
今日は美容室で、髪を30センチ近く切ってきました。
 
これで、髪にさく時間とエネルギーが半分に減りそうです^^
 
何となく伸ばしていただけで、手入れもいい加減。
 
なのに、髪を乾かすだけでも10分はかかってしまうほどの量と長さでした。
 
 
 
 
そして、家族バラバラだった携帯電話の契約を、一本にまとめる手続きもしてきました。
 
 
支払う料金もわかりやすくなる。
 
 
 
その他、カードで支払うこともできる限りやめて、現金を使うように切り替えています。
 
 
 
とにかく、スッキリとわかりやすく。
 
 
むやみに物を増やさない。
 
 
今あるもので足りるように知恵を出す。
 
 
 
それでも困るようなら、考えよう。
 
 
 
こうして、昨年末から我が家では、何事も余分を省いて、シンプルにする運動が活発になってきました。
 
 
 
 
結婚して16年、ようやく夫婦の息が合ってきたようです。
 
 
互いに意識を変える用意が整ったのでしょうね。
 
image
 
 
今まで惰性で続けてきたことが、いかに多かったか。
 
 
お金の使い方を見直したら、嫌という程見えてきました。
 
 
 
 
「欲しい」と「必要」の区別をつけずに、考えもしないで選んできたんだなぁ。
 
 
 
一時の気持ちを満たしたいがために、ずいぶん浪費をしてきました(;´Д`)
 
 
 

 
夫婦も、互いに対して無関心でした(^_^;)
 
 
 
表面上は仲が良いようでいて、実は当たり障りのない距離をとっている。
 
 
もちろん、適切な距離は大切だと思います。
 
 
 
でも、我が家の場合は、夫婦というよりは、同居人のような感覚だったんですね。
 
 
 
それはたぶん、互いが子ども時代にそれぞれの家庭で身に付けてきた、『価値感』、『物事の考え方』に干渉し合わないため。
 
 
 
衝突を避けるため。
 
 
 
家族でいながら、互いに守りを固めていたんですね。
 
 
 
まあ、それが一番楽だったんです。
 
 
 
正面から向き合えない、ビビリな仮面夫婦(笑)
 
 
image
 
 
でも、とうとうやってきました。
 
 
夫婦で力を合わせなくちゃいけない状況が。
 
 
 
お金の問題として。
 
 
 
 
気が付けば、家計がピンチ!
 
 
 
それも、ちょっとやそっとのピンチじゃないのです(苦笑)
 
 
 
 
もうガタガタ言わずにやるしかない!
 
 
というところまできちゃったんですね。
 
 
 
 
これまで一番やりたくなかった、「我慢」をすることになりました。
 
 
 
「欲しい」という衝動だけで、選ばない。
 
 
必要かどうかを、しっかりと考える。
 
 
そのためには、自分をもっとよく知る。
 
 
現実をしっかりと見る。
 
 
 
まあ、要するに
 
 
偽の欲に流されない
 
自分の軸をしっかりと据える
 
 
ということなんです。
 
 
 
あまりに当たり前のことで、腰を抜かしている人もいるかもしれませんね(苦笑)
 
 
 
 
それからというもの、100円の買い物をするにも、「本当に必要か」って、時間をかけて考えるようになりました。
 
 
 
時間がかかるのは、葛藤しているからです。
 
 
 
「欲しい、あれがあれば完璧だ」
 
「いや、無くても困らない」
 
って。
 
 
 
 
例えるなら
 
 
味噌汁を作るのに、味噌がないというなら話は別だけど、そうじゃない。
 
 
味噌汁に散らす、青ネギが必要かどうかで葛藤しているようなもんです(笑)
 
 
 
でも、青ネギがないと、ど~~~してもイヤだ!!!!
 
 
って。
 
 
 
結局、無くても困らないんです。
極端に言ったら、死にはしない。
というかそんなことじゃ死ねない。
 
それに、本当に心が求めているものは、青ネギではないんです。
(このへんの心理は今は省きます)
 
 
そんな葛藤と、冷静に考えるというを何度か繰り返しているうちに、必要かどうかの判断は、そんなに難しいことでもないことがわかってきました。
 
 
 
心と向き合って、寄り添って…
 
 
 
もはや、セラピー以外のなにものでもありません(^_^;)
 
 
image
 
でもね、こういう状況になって、ホッとしています。
 
 
ようやく夫婦で冷静に、互いの経験で得た知識を出し合って、この先の歩み方を普通に話すことができているから。
 
 
「俺が、俺が」
 
「わたしが、わたしが」
 
 
って意地を張っていた新婚時代をちょっと過ぎた頃の印象のまま、互いを遠ざけてきたけど…
 
それぞれに別の次元で成長していたんですね。
 
 
16年もあれば、そりゃ~少しは成長しますね。
 
わたしたちのタイミングが完璧に合うには、それだけの期間が必要だったんだと思います。
 
 
 
家庭が壊れるのを恐れて、向き合うことから逃げてきた、わたし。
 
 
いざやってみたら、壊れるなんてことはありませんでした。
 
 
むしろ、より絆が強くなった。
 
 
 
「幻想」を、あたかも真実かのように思い込んで、逃げていたんですね。
 
 
 
 
それでいながら、
 
 
現状を変えたい!
 
 
なんて必死になって、方向違いの努力をしていました(^_^;)
 
 
 
そんな空回りが生んだ、家計の大ピンチなのでした。
 
 
 
 
新しい価値観を自分たちで見出して、共有していく。
 
夫婦のあり方レッスンのお時間が始まりました。
 
 
 
ただ、このレッスンは今に始まった訳ではなかったみたい。
 
 
 
振り返れば、わたしがセラピーの道に入った6年前から、静かに始まっていたんだとわかりました。
 
 
色んなことがバラバラに起きているようで、実はひとつのものなんですね。
 
 
 
わたしがこれまで知識として取り入れてきたことが、現実に起きることで、体で学んでいます。
 
 
とにかく、シンプルに。
 
体も、心も、生活も、仕事も、人間関係も、本当に必要なものだけで構成していく。
 
こんな当たり前のことを、ひどく難しく思えていたんですね。
 
 
そんな、これまでいかに色んなことに無頓着だったのかを実感する日々は、なんだかとても新鮮です。
 
 
毎日バキバキと音を立てて、古い考えが崩壊していっています。
 
 
生き方を変えたいと願ったら、こういうことになりました。