前回のブログから45日。
仕事の多忙もあり更新もせず。
気が付いてみればあと数日で2月2日まであと100日になるところまで来てしまった。
この一ヶ月半、受験生は激動の毎日を送ってきたと思うけど、夏休みの勉強強度から比べれば、学校という息抜き(?)がある分、ストレス係数は少なく済んでいるというのが親から見た感想。
しかしまぁ、夏休み前にあんなに反抗期だったみかん。
なんだかすっかり大人になってしまったのかな?とても安定しているようにすら見える。
ただ、ここに来てみかんが口にするのは、NNの授業が楽しくないという、意外過ぎる悩み・・・。
成果が出ていないわけでは全くなく、むしろココ数回なんて、今までにないほど良い点を取ってくることも多々あるのだけれど、授業は楽しくないという・・・。
こんなことは初めてで、親としては正直戸惑っています。
2月の勝者の新刊にありましたが、塾はこれからが”集金”の総決算というか様々な講座でお金が掛かってくる時期。
でも、私からしてみると、2月の勝者のその主張に対して、え?何言ってんの?っていう感じ。
NNのコスパってメチャクチャ高いから。
だって、特にトップ校NNの上位クラスなんか、早稲アカのトップ講師をずらっと並べて、月に22.5時間も教えてくれるのに3万円ちょっとですよ?(笑)
しかも、長年のノウハウを詰め込んで、恐らくは毎年作り変えて準備されたテキストや、作成に相当な時間がかかるであろうそっくり問題が、そのNNコースの精々100~300人程度の生徒の為だけに惜しみなく使われるんですから。尋常なコスパではない。
まぁ、きっと2月の勝者の塾ではそんな力を入れてないって設定かなんかなんでしょうが、リアリティないなって感じ。
なんというか、
中学受験という美しいヒエラルキー構造を持つ生態系は、一歩下がって見ると、残酷なようでいて論理性に富んでいる。
それは、弱者が必ずしも敗者とは限らないという矛盾をもっており、是と考えること、いやもう、是と信じることで、本当に非が是にすらなるという、実は優しい世界でもあるのだと思う。
たぶん、中学受験を始めるにあたっては、この真理を親と子がそれぞれ正しく理解して疑わないことが最重要なのだと思う。
さて、そんな私の思いなどは残り100日になった今となってはじっくり話す時間すらなくて、それでも、何度も口酸っぱくこの感覚を刷り込んだみかんは、深層心理にだけこの真理を置いて行って、全力で勉強に取り組んでいる。
気がかりといえば、NNの授業が楽しくないという訴えだけれども、駄々をコネながら今日もちゃんと授業に出ている。”こんな駄々コネても仕方がない”ということがしっかりと分かっているという様子。
みかん「あーあ、NN開成に行きたかったな~。〇〇先生とか〇〇先生の授業受けたい!」
私「いや、それもうチンチン生やすしかないから(笑)」
みかん「無理。」
そんな話をしたりしている。女の子らしく(?)親にこういう愚痴というか話すことで幾分ストレスが和らぐようなので、昨日も23時までの勉強のあと、睡眠時間を削ってまで話を聞いたりした。
あとは、分かってるだろうけど一応言っとくよ。的なスタンスで、「お金がかかっていること」「みかんの今いるポジションは恵まれているということ」そんなことも伝える。
前なら、そんなこと解ってる!って喧嘩になったりもしたけれど、今は全然しない。こちらの意図が伝わっているなぁと思う。
みかんが、口に出したくないオベンチャラを私がみかんに成り代わって口に出して再確認を促しているだけということが。
だからたぶん、乗り切れると思うし、残り100日になった今、こういうときのサポートこそが親の大切な役目かなと思う。
さて、次は過去問のお話でもしましょうか。
ここ一ヶ月で、第一志望校を1回、第二志望校を3回ほど、県内の第三(?)志望校(東大コース)を1回やりました。
第三志望校については合格点というか、その年の最高得点に迫る得点。
第二志望校についても、全部合格点は普通に超えていて、算数についてはすべて9割以上。
それなのに、第一志望校は合格点に届きませんでした。
こんなにも違うものなのか。第一志望校恐るべし・・・。
とりあえず、第二、第三志望校についてはもう過去問は受験直前で軽く確認する程度で、今のタイミングではもうやらなくて良いかなと思っています。
やはり、来月くらいから第一志望校に絞り込んで対策を進めていく必要がありそうです。
各種模試や土特のそっくりテストについては、浮き沈みあるものの、総じてみれば良い結果が多く、安心材料にはなります。
もうこの辺まで来ると各結果を言うだけで身バレしそうなので、結果を書くのは差し控えるしかないかなぁと思ってるんで、期待していた方にはごめんなさい。
ただ、前回の台風は本当に大変でしたね。ブログ仲間の方の中で、一見した感じ、被災したという話がなかったのは不幸中の幸いでしょうか。みなさん大丈夫でしたか?
会社などでは床上浸水の被害にあった人がいたりと、なかなかどうして大変なことになりましたし、土特はスキップされるし模試は延期になるし、少なからず影響が出ています。
ただ、念のため時事問題的には関連したものが出題される確率が上がるでしょうから、ニュースや、こういった時の治水設備についての話なんかは色々としておきました。
他にあった影響としては、模試の受験人数も減っていたりして、模試の結果自体の信用性も少々疑問視せざるを得なくなったりしました。
合不合良い結果だったけれど、若干のモヤっと感が残ってしまいますね。
NN学校別模試についても良い結果でしたが、後日受験の方がかなり多そうなので、順位落ちるかな~とヒヤヒヤしています。それにしてもトップの方すげぇ。
そうそう、第一志望校の文化祭にまた行ってきました。なんか、もう3回目なんすけど・・・。
流石にもう地図見ないである程度校舎歩けるレベル・・・・。
でも行ってよかった。入試相談会みたいなところがあって、そこで先生とお話することが出来ました。
入学後、どんくらい塾に通っている子がいるのかとか、学校としてその辺のスタンスはどうなのか?みたいな。
ネット上では、塾に通わないとダメだし学校もその前提なのでは?的な話がありますが、学校側のスタンスとしては、中学の時は学校のほうを重視して、高校になったら塾通いを検討するのがおススメという話も聞けました。
もちろん、目指すところにもよるとは思いますが、中学に行ったら、どの学校に行ったとしても、塾に通うのかどうかとか、何を学ぶのかとか、基本的に全部みかんに任せようと思っている私にとっては、なんか安心材料になりました。
あと、第二志望校にも初めて行きました。
え、超いい学校ぽい。ここに入ったとしても全然後悔ないな。
制服もカワイイし、校舎もキレイだし、先生の話も完結且つ分かりやすくてとても好感が持てました。
あ、最後に2月の勝者の6巻の感想も書いておきましょうか。(ネタバレ)
思ったことを徒然と・・・
これから私も、島津くんのブロガー親父のようにブチ切れちゃったりするかなー?絶対しないなー(笑)
というか、ああいうタイプのお父さんは多分ブログやらない気がするんですが・・・・。そうでもないのか?(笑)
とか
テスト返却後に電話が鳴りやまないみたいな話もありましたし、夏休みで成績が落ちるのはジャンプする前に屈んでるからとかいう話もありましたが・・・
いや、それ単純に他の子と比較して残念ながら成長が足らなかっただけじゃん・・・。っていうか、うち模試の後塾に電話とかしたことないぞ・・・。むしろ掛かってて先生に点数上げてあげられなくてすいませんって言われて、いやいやこちらこそすいませんとかそういう話はしてたことあるかな?
とか
ジャイアントキリングって多分、合格率0%水位から、10~30%水位まで上昇させて特攻させてワンチャン狙うってことなんじゃ?
あ、でも、それに耐えられさえすれば、順当に受かるところは余裕になるし、落ちても精いっぱいやったという人生経験になるから悪いことないのか。
潰れちゃったらちょっとアレだけど。
とか
学校選びは偏差値だけじゃなくてその学校との適性(その学校に通う我が子を想像できるか)みたいな話あったけど、あれは、ホントそれ(富裕層に限る)
だから、良いと思える学校さえ見つかれば良いし、もし全落ちしても、しっかりポジティブにとらえれば良いので、中学受験は親と子が考えをしっかり持つことで、ほとんど誰でも勝者になれるんだよね。
などと思いました。
久々のブログで取り留めもなく乱筆乱文でした。
あと100日強。
今日もNNがんばって行ったし、ご褒美を用意しないとな。