納骨(その2) | クランのブログ

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難病(慢性血栓塞栓性肺高血圧症)を抱えながら医学部目指してます

4月27日、萩に到着し、早速、住職さんにそのお話をしました。


大いに賛成してくれましたが、


『ところで、今ある境内の中のお墓は、骨が入りそうにないですが、小野田にお墓を作る以前のご先祖の骨はどこに納められているのでしょうか?』


と、父が聞いたところ、住職さんから『わからない』と返事がきました。


『でも、もしかすると境内の中に、どこかにもう一つお墓があって、そこに納められているかもしれない』


ということなので、


約400年分のご先祖の骨探しが始まりました。


なにせ古寺なので、古い墓石には蔦が巻きついていたり、文字が読みにくかったりして、


苦戦を強いられ、


僕の家の家紋(丸に結び雁金)を頼りに、



蔦を引きちぎり、草が生い茂る一角にも足を踏み入れ、墓石に刻まれている家紋を確認しながら、


境内の隅から隅まで探しましたが、ついに見つからず、このときは骨探しを諦めました。


その後、寺を後にして、僕の家の先祖の屋敷がかつてあった場所を地図で確認すると、


向かいに前原一誠 宅があることを見つけ、


小野田にも、寺子屋を開いていたすぐ近くに前原一誠の別宅があったので、


『前原一誠て誰やろ?でも、たしか先祖の日記にその名前が出てきたような・・・』


と思いだし、


京都に帰った後に、前の記事に書いていた先祖の日記を読んでいました。


そして、前原一誠の名前を見つけ、


読み進めていくと、



なんと!!!


行方不明になっているご先祖のお骨を埋めた場所が書き記されていました。



石屋さんの立ち会いのもと、萩のお墓の嵩上げ費用、小野田の「墓じまい」についての手順や費用の確認のため、


6月に萩へ再び行く予定でしたが、このときについでに、この日記を頼りに、


もう一度、骨探しをしようということになりました。


なので、6月上旬に、また山口県に行ってきます。