image

きのう。
シネマ・ロサにて。

※以下 軽微なネタバレ。

なんとも救われない、報われない話だった。
「事件」自体は完全に創作、いや創作であってほしいが、
似たような境遇の人はいるかも知れない。
ねほりんぱほりんでも、無戸籍の人を取り上げたことがある。

杉咲花さんは
割と気にして追いかけている女優さんの1人だが
回鍋肉を美味しそうに食べながら
いつの間にかメキメキと力をつけていった。
本作でも、感情をなかなか表に出さない、
笑わない、笑えない境遇の主人公を
しっかり生き切っていた。
そもそも本作を観ようと思ったきっかけが
杉咲さんが本作の舞台挨拶か何かで
感極まって泣き出したという記事を見かけたことだったし、
配役の誰かのコメントで
観終わった後に市子を抱きしめたくなる、という趣旨のものがあり
全く同感だった。
もちろん、私が実際にやったらただのセクハラ。

映画と関係ないが
池袋のマルイが消えたのは衝撃だった。
その他 現役のころ馴染みの店はあらかた消えてたが
文庫ボックスとドリームコーヒーが
ほぼ往時の姿で生き残ってたのに
少しホッとした。