こんばんは~
先日、通りかかったカトリック教会に「降誕場面」の展示がありました。
降誕場面(こうたんばめん)とは・・・
キリスト教教会の外または内に設置される
イエス・キリスト降誕(誕生)の場面を表す模型の展示をいう。
キリスト教聖書の新約ルカによる福音書第2章におもに書いてある場面で、
イエスの母マリア、その夫のヨセフ、イエス、
天使、羊飼い、東方の三博士、牛、ロバ(馬はいないことに注意)などが
家畜小屋または洞窟の中に等身大または小型の人形として置かれる。
降誕場面は12月初旬の待降節(降臨節)の時期に設置されて、
クリスマスにはそれまで空っぽだった飼い葉桶に
生まれたばかりのかわいいイエスが置かれて、
三人の博士が置かれるのは1月初旬の主の公現(顕現祭)時期近くになることもある
(Wikipedeaより)
わたしは子供のころに
とあるキリスト教教会の付属幼稚園に通っていました。
その幼稚園では
毎日「お祈りの時間」や「讃美歌」の時間があり、
昼食の前には、目をつぶってみんなで声をそろえて
「天にましますわれらの父よ願わくは
み名をあがめさせたまえ
み国を来たらせたまえ
我らの日用の糧を今日も与えたまえ~(中略)アーメン」
と、お祈りをするのが日常でした。
当時は意味もよくわからずに(苦笑)そらで覚えていたお祈りの言葉・・・
ブログを書くにあたり、思い出してみたら(結構長いのに)最後までスラスラと出てくるし、
いまでも、讃美歌も何曲かソラで歌えます。
子どもの頃の記憶ってすごいなぁ・・・
あ・・・
いや、(年齢的に)昔のことはよく覚えているってそういうことではないと
思いますが。。。(;^_^A
毎年クリスマス会では、
園児たちが「降誕場面」の劇をやることになっていて
年中の時には頭に星を付けて「お星さま」の役を
年長の時には白いケープのようなドレスを着て「天使」の役を
やったのを覚えています。
幼稚園に通っていたころは、
家でも食事の時には(たぶん通園していたわたしだけ)
胸の前で手を組んで、ちゃんとお祈りの言葉を唱えていた記憶がありますが、
もともとキリスト教を信仰している家庭ではなかったので、
キリスト教の習慣は幼稚園に置いて卒園してしまった感じで
その後、全くキリスト教とは縁がないままに50余年・・・
たまたま見かけた「降誕場面」の展示に幼稚園の頃を思い出して
懐かしくなりました。
わたしの両親も兄もすでに他界しているので、
小さいころの記憶を共有できる人はもういません。
「そういえばさ~幼稚園の頃ってこんな風だったよね~?」
って、もっともっとたくさん話をしておけばよかった。
今更後悔しても遅い。。。