みなさま毎回ご無沙汰してすみません！

 

また、オーダーを頂いている方には

 

遅れがなかなか解消せず、ご迷惑をおかけしております。

 

 

 

 

 

さて、ご報告が今になりましたが

 

ちゃしろ家の長女ココ

 

クッシング症候群の投薬を4月に始め　☆

 

7月からは、2.2ｋｇの体重では

 

驚くほどの量である30ｍｇのアドレスタンを

 

一日1錠服用していました。

 

クッシングの影響で、薄くなった皮膚は傷の治りも悪く

 

検査の際の注射や複数回の採血で、ココに悲鳴をあげさせました。

 

 

 

でも薬の効果はあって

 

年明けに感じていた、多飲多尿・無気力・運動を嫌がるといったことはなくなりました。

 

また、ほんのうっすらとではありますが

 

毛が伸びず、薄くくなっていた尻尾にも

 

長く伸びる毛がチラホラ出ていました。

 

ただ、薬を飲んでも旺盛な食欲はそのままでした。（←ココらしいです）

 

 

8月・9月はココの体調も良く、オットが単身赴任で留守になった為

 

時間に余裕があった私は、ココと濃密な時間が過ごせました。

 

ココは9歳ながら、新たに出来る事が増え

 

チンベルを覚えて鳴らしたり

 

 

 

母お手製の、ラップの芯のハードルを飛んでみたり

 

 

9月の涼しい日は何度か

 

ドッグランにも出かけたりして

 

 

 

 

楽しい日を過ごし

 

 

 

 

 

おかげさまで無事9月26日には

 

10歳のお誕生日を迎える事が出来ました。

 

 

 

 

あいにくオットが単身赴任で不在であったため

 

誕生会は、その週末オットが帰ってから・・・と、していました。

 

 

 

 

しかし、誕生日の後、震えと痙攣が時折みられ

 

オットが単身赴任を終え、帰る日を待っていたように

 

震え、けいれん、喘鳴などの症状が悪化しました。

 

 

 

まさかクッシングの反対の

 

アジソン病になったのではないかと心配しましたが

 

血液検査・エコー・聴診では、どの数値にも異常はなく

 

わずかに脱水しているだけとのことで

 

当初は、アドレスタンの副作用だろうと言われていました。

 

薬を止めれば、症状は落ち着くからと・・・。

 

 

 

確かにアドレスタンの副作用の欄には

 

ココと同じ症状が並んでいました。

 

 

 

症状は一旦落ち着いたものの月曜の夜に再度悪化。

 

先生は、副作用の疑いとともに

 

脳下垂体の腫瘍が大きくなり、神経症状が出ているかもしれないと言いました。

 

 

 

月曜の夜に、それまで完食していたごはんを食べなくなり

 

それでも、トイレは自分で行き、家の前を通る人が居ると

 

窓に駆け寄って吠え、目力もしっかりしていました。

 

 

 

火曜日も同じ状態ながら、あんずが悪戯すると叱りに行き

 

私が別室に行くとついてきたり、窓のそばで横になって外を見たり。

 

 

 

病院では、点滴だけじゃなく体力がつくように

 

できるだけ食べさせないと、a/d缶を出されたので

 

シリンジで、何時間かおきに食べさせました。

 

だけど・・・

 

10月4日水曜日

 

夜9時45分過ぎ

 

力尽き・・・息を引き取りました。

 

 

 

 

10歳と8日の生涯でした。

 

 

 

辛い呼吸なのに、すごく目力もあって、最後まで自分でトイレに行き

 

私に介護らしい介護もさせることなく

 

自宅で、私の目の前で逝きました。

 

最後は肺水腫の症状のように思いました。

 

 

 

「ココ！まだ逝ったらアカン！」と抱き上げて叫んだ私に応えるように

 

何度かココがビクンビクンとした瞬間

 

あんずが「ワォーーーーン」と叫びました。

 

あんずにもココの旅立ちが分かったのだと思います。

 

 

 

 

 

 

身体が弱ってきたら、楽にできるように、こうしてやろう・・・

 

部屋のレイアウトも変更して・・・と思っていたのに

 

なんというか・・・変に親孝行な子でした。

 

そんなことしなくて良いのに・・・

 

最後は本当に苦しかったと思います。

 

その姿を今、思いだしても泣けてきます。

 

でも、ココのお顔は、とても綺麗でおだやかで

 

今にも動きだしそうでした。

 

 

 

 

亡くなった夜と、もう一晩

 

家族一緒に過ごし

 

5日の夜には、出来ずにいたココの誕生会をしました。

 

オットがいなくてもしてやれば良かった・・・！！

 

悔やんでも悔やみきれません。

 

 

 

 

へたくそなケーキで、お祝いし

 

オットと、泣いて・・・ひたすら泣いて過ごしました。

 

出会って以来、オットが泣くのは初めて見ました。

 

 

 

 

葬儀前夜、オットが

 

「ココはお母さんの匂いが好きだったから着てる服を棺に入れてやって。

 

きっと安心するから・・・」と言うので

 

私の服と、フードやおやつ・おもちゃ等も持たせました。

 

 

 

 

ココは暑がりで服が苦手でしたが

 

私の編んだセーター類は、割と気にってくれていたので端に入れました。

 

 

 

ピンクのおもちゃの携帯も

 

「寂しくなったら電話してきてね」と、枕元に置きました。

 

 

ココへの手紙に、私の想いを綴ると

 

封筒がパンパンになりました。

 

 

※長くなったので、ここからの続きは次回に続けさせていただきます。

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

インスタされてる方　、もし良かったら

 ＠chasiro_azuco でもココの写真見てやってくださると嬉しいです。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　おしまい